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すずめの戸締まりの昭和歌謡曲!ルミのスナックや芹澤の車で流れた曲についても

すずめの戸締まり

新海誠監督制作によるアニメーション映画『すずめの戸締まり』。

日本各地の廃墟を舞台に災の元となる扉を閉めていく少女・すずめの成長を描いた物語です。

映画が公開され、作中で流れた昭和歌謡曲の数々が話題になっています。

昭和の曲を懐かしく思う方や、『すずめの戸締まり』をきっかけにハマった方、名曲は時代を超えて語り継がれますね。

今回は、作中流れた昭和歌謡曲を、二ノ宮ルミのスナックでの曲、芹澤朋也の車で流れた曲も含め、まとめて紹介します。

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すずめの戸締まりで流れた昭和歌謡曲

昭和54年:「銀河鉄道999」ゴダイゴ


昭和54年にリリースされた銀河鉄道999は、ゴダイゴの11作目のシングルで映画版『銀河鉄道999』の主題歌です。

新神戸駅で、すずめと椅子の草太が新幹線に乗る時に流れていました。

二ノ宮ルミのスナックでの昭和歌謡曲


ヒッチハイクをしていたすずめを拾ってくれた二ノ宮ルミさん。

神戸のスナックのオーナーママで、真っ赤なドレス姿のルミさんは別人のようでした。

すずめと環さんが宮崎へ帰る道中立ち寄った時も、ルミさんミキさん、すずめと環さんの4人で昭和歌謡をカラオケで熱唱したと原作小説に書かれていました。

ここからは、ルミさんのスナックで流れた曲を、原作小説からも紹介します。

昭和58年:「ギザギザハートの子守唄」チェッカーズ


昭和58年にリリースされたギザギザハートの子守唄は、チェッカーズのデビューシングル。

メンバー全員が全身チェックの衣装を着て、アイドルバンドとして売り出されたことに、ご本人たちは、相当の抵抗があったそうです。

この曲は、すずめがルミさんに呼ばれてお店に行った時、男の人が歌っていました。

昭和62年:「男と女のラブゲーム」日野美歌・葵司朗


男と女のラブゲームは昭和62年にレコード発売されましたが、前年の昭和61年に武田薬品のタケダ胃腸薬21のCMで、武田鉄矢さんと芦川よしみさんの2人の歌唱で披露されていました。

当初、サビの部分しかなかった曲でしたが、問い合わせが殺到しフルサイズ版が制作されレコード化への運びに。

現在もデュエット曲の定番として多くの方に歌われています。

作中、ルミさんとお客さんがデュエットしていました。

「飲み過ぎたのはあなたのせいよ」という歌詞に、小説ですずめは「自己防衛が足りないのでは…」と思っていました。

昭和59年:「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」郷ひろみ


昭和59年にリリースされた2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-は、郷ひろみさんの50作目のシングル。

こちらは、どの場面で流れたか確認できませんでしたが、小説で「見つめ合う視線のレーザービームで夜空に恋模様を描き…」の歌詞に、すずめは「どういう恋!?」と驚いていました。

昭和59年:「俺ら東京さ行くだ」吉幾三


昭和59年に発表された俺ら東京さ行くだは、作詞・作曲ともに吉幾三さんが手掛けた作品です。

この曲も、お客さんが歌っていたのではないかと思いますが確認できませんでした。

小説ですずめは「オラこんな村やだ東京へ行くだ、東京でベコ飼うだ」という歌詞に「どういう意味?」と疑問に思っていました。

芹澤朋也の車で流れた昭和歌謡曲


すずめと環さんを赤いオープンカーに乗せ、岩手まで送り届けた芹澤さん。

ここからは、芹澤さんの車で流れた昭和の名曲を紹介します。

昭和50年:「ルージュの伝言」荒井由実(現 松任谷由実)


昭和50年にリリースされたルージュの伝言は、ジブリ映画『魔女の宅急便』のオープニングテーマソングにもなり、ヒロイン・キキの旅立ちの時に流れました。

ちなみに歌詞に出てくる「あの人」は、ロックミュージシャンの矢沢永吉さんがモデルと言われているそうです。

『すずめの戸締まり』では芹澤さんが「旅立ちはこの曲でしょ、猫もいるし。」と選曲しましたが、すずめにピッタリの曲でした。

昭和58年:「SWEET MEMORIES」松田聖子


松田聖子さんのSWEET MEMORIESは昭和58年に14枚目のシングルとしてリリースされた「ガラスの林檎」のB面でしたが、サントリーのCANビールのCMソングで評判になり、急遽両A面として再発売されました。

当時流れたCMでSWEET MEMORIESを歌うペンギンが、とても可愛かったです。

作中、すずめと環さんの会話はなく、重い空気のままの状態で「闇の深い一家だよな…」と芹澤さん。

昭和48年:「夢の中へ」井上陽水


昭和48年にリリースされた夢の中へは、後に斉藤由貴さんがカバーし昭和64年にリリースしました。

「探しものはなんですか、見つけにくいものですか…」と始まり「鞄の中も机の中も探したけれど見つからないのに…」芹澤さんが上機嫌に歌詞を口ずさんでいましたが、草太の元へ向かおうとしているすずめに、この曲もまたピッタリな選曲だと思います。

昭和60年:「卒業」斉藤由貴


昭和60年にリリースされた卒業は、斉藤由貴さんのデビューシングル。

卒業ソングの代表曲として現在も人気の曲です。

作中、少しだけ流れました。

昭和61年:「バレンタイン・キッス」国生さゆり


昭和61年にリリースされたバレンタイン・キッスは、国生さゆりさんの代表曲です。

国生さゆりさんは、当時、大人気だった女性アイドルグループ・おニャン子クラブのメンバーで、バックコーラスを務めたのも同グループの渡辺美奈代さんと白石麻子さん。

バレンタイン・キッスも少しだけ流れました。

昭和57年:「けんかをやめて」河合奈保子


昭和57年にリリースされたけんかをやめては、河合奈保子さんの10枚目のシングル。

竹内まりやさんが作詞・作曲を担当しましたが、後にセルフカバーしています。

すずめと環さんが険悪ムードの中「けんかをやめて、二人を止めて、私のために争わないで…」。

昭和歌謡を知らないすずめも、この曲が芹澤さんからのメッセージだと気づいていました。

この選曲も芹澤さんらしいですね。

まとめ

今回は、作中流れた昭和歌謡曲を、二ノ宮ルミのスナックでの曲、芹澤朋也の車で流れた曲も含め、まとめて紹介しました。

作中流れた昭和歌謡曲
・「銀河鉄道999」ゴダイゴ

二ノ宮ルミのスナックでの昭和歌謡曲
・「ギザギザハートの子守唄」チェッカーズ
・「男と女のラブゲーム」日野美歌・葵司朗
・「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」郷ひろみ
・「俺ら東京さ行くだ」吉幾三

芹澤朋也の車で流れた昭和歌謡曲
・「ルージュの伝言」荒井由実(現 松任谷由実)
・「SWEET MEMORIES」松田聖子
・「夢の中へ」井上陽水
・「卒業」斉藤由貴
・「バレンタイン・キッス」国生さゆり
・「けんかをやめて」河合奈保子

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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