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かがみの孤城のフウカの正体は?不登校の理由やウレシノとの関係とその後についても

かがみの孤城

『かがみの孤城』は直⽊賞作家・辻村深⽉先生のベストセラー⼩説で、2018年本屋⼤賞を受賞した人気の作品です。

物語は、学校で居場所をなくし、家に閉じこもっていた中学生・こころを主人公にした、鏡の中の城で巻き起こるファンタジーミステリーです。

今回は登場人物の一人、フウカについて正体や、不登校の理由、ウレシノとのその後についてまとめました。

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かがみの孤城のフウカの正体


結論から述べると、フウカ(長谷川風歌)の正体は、ピアノ中心の暮らしをしていた女子中学生で普通の女の子です。

フウカの基本プロフィールやピアノと母との関係についてまとめました。

フウカのプロフィール

フウカの基本情報【プロフィール】

 本名 長谷川風歌(はせがわふうか)
 生年 2005年(推測)
 性格 優しい、しっかりもの
 特徴 眼鏡をかけている、高い声優声、おかっぱみたいな髪型
 所属 雪科第五中学校 2年3組
 出身小学校 雪科第一小学校
 家族構成
 特技 ピアノ

雪科第五中学校:2020年

2020年の雪科第五中学校の二年生

小学校の頃から休みがちで、中学に入学後はますます学校に行かなくなりました。

小説の中では、喜多嶋先生と出会った時、二年生で欠席の多いフウカのことも既に知っていたとあったので、全く行っていなかったのではなさそうです。

ピアノが上手

フウカは、小学校入学前からピアノを習っていて、ピアノでの海外留学を視野に入れ頑張っていました。

京都の有名な先生のレッスンを受けるため、学校を休み京都の祖父母の家から通い、全国コンクールにも出場。

鏡の中の城のフウカの部屋にはピアノがあり、2月の最終日、ドビュッシーの『アラベスク』とベートーヴェンの『月光』を夢中で弾いていた時、偶然聴いたアキも「天才じゃない」と言っていました。

母親との関係

5歳の時に父親が交通事故で亡くなり、女手一つで育ててくれた母親にフウカは感謝しています。

昼間は宅配便の事務の仕事、夜はお弁当作りのパートを掛け持ちして家計を支えていました。

いつもピアノを応援してくれる母ですが、疲れていく姿を見ていると、ピアノを弾くのではなく母を助ける方がいいのではないかと思っていたフウカ。

ピアノのコンクールで結果を出せず迷いもありましたが、辞めてしまっては時間とお金が無駄になってしまうと母親を気遣ってもいました。

本当は、レッスンする時間で母親に温かいお味噌汁やご飯を作ってあげたかったのです。

そして、鏡の中の城に通い始めてしばらくして、夏のコンクールに出場しましたが、結果は三十位以下の圏外。

その結果に母親の心も折れてしまいましたが、フウカにどうなって欲しいかは分からず、でも今更学校にも戻れないと思ったフウカは、母親に言わずにフリースクールに通い、遅れていた勉強を取り戻そうとしていました。

母親にしてみれば、フウカへの期待が大きかっただけにショックも大きかったのでしょう。

フウカの不登校の理由


ピアノ教室の先生にフウカは才能があると言われた日から、ピアノ中心の生活が始まりました。

小学生の時には、怪我を心配して体育の授業は受けさせない母親。

学校を休んでまで京都のレッスンに通っていましたし、友達から嫌味を言われる事もありました。

中学生になってからは、体育の授業を受けないだけでなく部活もしないため、みんなから浮いた存在になり、学校に行っても話が会う友達もなく、ますます行かなくなりました。

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フウカとウレシノの関係

ウレシノに好意を寄せられる

アキ、こころの順に好きになったウレシノは、最後にフウカを好きになりました。

順番に女子全員を好きになったウレシノをバカにして怒っていましたが、本心は嬉しかったフウカ。

誕生日にウレシノから貰ったちょっとした花束を「かっこ悪い」と言ったアキに「そう?」と返し、「ここに飾る?」とも言われましたが、「家に持って帰る」と言ったフウカは、ウレシノの気持ちが嬉しかったのでしょう。

ウレシノとのその後を考察

閉城の日、フウカの部屋を訪れたウレシノは、フウカに付き合って下さいと告白。

ドラマのように運命の相手同士が、人混みから相手を見つけるみたいにピンとくるものがあったら返事を聞かせてほしいと言ったウレシノ。

フウカはウレシノより7歳も年上だと気にしていましたが、どこかでウレシノを見かけてピントきたら声を掛けると。

またフウカは、会っても思い出せなかった時は、ウレシノが説明して付き合うように説得して欲しいとまで言っていました。

この二人のその後は、どうなったかは分かりませんが、どこかで出会い付き合っているような気がします。

個人的には、フウカとウレシノが再会を果たし付き合っていて欲しいです。

まとめ

今回は登場人物の一人、フウカについて正体や、不登校の理由、ウレシノとのその後についてまとめました。

ピアノを頑張っていたフウカでしたが、思うように結果が伴わず悲しい思いもしましたが、鏡の中の城での皆との出会いで勉強にも目を向けれるようになり良かったです。

ウレシノとの最後のやり取りは素敵でしたし、城の外で出会えて付き合いが始まるといいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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コメント

  1. 匿名 より:

    かがみの孤城の泣きたくなる切なさがそれまたいいですよね〜☺️

    • 凛 より:

      コメント、ありがとうございます。
      かがみの孤城、原作を読んだ時から涙が止まらず、
      切なかったです。
      言葉で表現するのは難しいのですが、
      いつまでも、みんな一緒にいられればいいのにと…
      映画も引き込まれるよう見入ってしまい、
      気づけば終わっていました。
      素敵な作品でしたね。

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