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後宮の烏の寿雪(じゅせつ)の正体は?能力や壮絶な過去についても解説

後宮の烏

白川紺子先生による中華風ファンタジー作品『後宮の烏(こうきゅうのからす)』。

シリーズ累計発行部数は120万部を突破した人気ノベル作品がアニメ化されました。

今回は、主人公である柳寿雪(りゅうじゅせつ)の正体、能力や壮絶な過去について解説していきたいと思います。

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後宮の烏の寿雪の正体


アニメの第1話の寿雪から感じ取れた印象は、ミステリアスな雰囲気の中にかわいさがある。

原作でも同じ印象ですが、寿雪の優しさや心の温かさも感じ取れます。

そんな寿雪の正体について解説します。

烏妃(うひ):夜明宮(やめいきゅう)で暮らす

寿雪は、霄(しょう)という国の後宮の奥深くにある夜明宮で暮らす烏妃です。

烏妃とは、女神である烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)につかえていた巫女(みこ)の末裔(まつえい)だとされています。

命は烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)と一体

およそ千年前、鼇(ごう)の神と烏漣娘娘、二神による戦いがありました。

激しい戦いの末どちらの神も力尽きるのですが、烏漣娘娘は海底に沈んでしまう前に、自分で半身を斬り飛び上がり、残りの半身だけが海底深くに沈んでしまいました。

初代の烏妃である香薔(こうしょう)が、烏漣娘娘の残った半身を自分の体に宿す事を了承したため、烏妃と烏漣娘娘は一体となったのです。

銀色の髪の毛:前王朝の皇族の証


いつもの寿雪は黒髪ですが、この黒髪は染めているからです。

本当の髪は銀色。

銀色の髪の毛は、前王朝の皇族の証です。

一族の特徴は、鼻筋が通っていて骨格は顎が小さく、目は大きくて手足が細くて長い。

一番の特徴が、他の一族にない銀色の髪の毛なのです。

欒一族の末裔

前王朝というのは、欒一族により興された王朝のことです。

銀色の髪の毛の寿雪は欒一族ということになります。

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寿雪の能力


前の烏妃だった麗娘(れいじょう)から、烏妃の術の使い方を受け継ぎました。

髪に挿してある牡丹の花に寿雪の術がとどめてあり、アニメでも牡丹の花を使い幽鬼を呼び出していました。

指先で離れた扉を開けることも出来ますが、以下では主な大きな能力をまとめました。

 落としたものを見付ける
 成仏できない死者の魂を楽土に送る
 死者の魂を一度だけ呼べる
 見えない幽鬼をあらわにしたり幽鬼と意志の疎通ができる
 呪い返し
 人形(ひとがた)を烏に変身させ人探しをさせる
 木彫りの燕(つばめ)を本物の燕に変身させ楽土への案内役にする

このような能力が寿雪にはあります。

ですが、亡くなった人を生き返らせることは出来ないようです。

後宮の烏の寿雪の壮絶な過去


寿雪には、壮絶な過去がありました。

母親を殺害される:4歳

寿雪が4歳の時に母親・鶲玉(おうぎょく)は、南衙(なんが)の兵に殺害されます。

先々帝は、前王朝の皇族・欒一族を探し出し、女も幼子も関係なく皆殺しにしました。

当時、寿雪の母親は幼く身分の低い娘だったため皇族と認められておらず、名簿に名前もありませんでした。

銀色の髪は黒く染め、世間にまぎれて暮らしていたのですが…

なぜ皇族だとバレてしまったのかは分かっていませんが、誰かの密告があったことは間違いないでしょう。

寿雪の存在がバレていないと察した母親は、寿雪を隠したため殺されずにすみました。

家婢(かひ)として売られる:4歳

使用人の扱いのひどいと言われている楊家(ようけ)に家婢として売られていきます。

家畜に付けるような焼印をつける家もあり、寿雪の腕にも痣のような焼印がありました。

アニメの第1話でちらっと見えていました。

杖罰(じょうばつ)と言われる折檻(せっかん)も日常的だったようです。

家婢:下働きの女。
杖罰:罰として杖(つえ)で打つこと。

烏妃に選ばれ夜明宮へ:6歳

楊家で働き始めてから約2年の月日が流れ、金鶏の羽が変化した金色の矢が楊家に飛んできました。

寿雪が次の烏妃に選ばれたのです。

6歳の時、寿雪は夜明宮に連れて行かれます。

その後は烏妃である麗娘に、読み書きから言葉使い、烏妃の術を教わり、寿雪の心は満たされていきました。

寿雪が食べ物に目がないのは、6歳で夜明宮に行くまで、かろうじて食いつなぐような生活をしていたからなのです。

まとめ

以上、寿雪の正体や能力、壮絶な過去について解説しました。

いかがでしたでしょうか。

寿雪は、数奇な運命をたどっていました。

アニメでの寿雪が、どのように表現されていくのか、とても楽しみです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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