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後宮の烏の高峻(こうしゅん)の正体は?皇太后との壮絶な過去についても解説

後宮の烏

白川紺子先生による中華風ファンタジー作品『後宮の烏(こうきゅうのからす)』。

シリーズ累計発行部数は120万部を突破した人気ノベル作品がアニメ化されました。

今回は、第1話の冒頭から登場の高峻(こうしゅん)の正体や、皇太后との壮絶な過去について解説していきます。

どうぞお楽しみ下さい。

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後宮の烏の高峻(こうしゅん)の正体など魅力まとめ


第1話の冒頭から登場した高峻ですが、かっこいいイケメンとSNSでも話題になっています。

早速、高峻についての解説を始めます。

高峻の正体:霄(しょう)の国の帝(みかど)


高峻は霄という国の帝です。

霄は古代中国の後宮がモデルとなっているのではないかと言われています。

宦官(かんがん)の衛青(えいせい)からは、大家(たーちゃ)と呼ばれています。

たーちゃとは、皇帝に対する呼称です。

高峻は、いつも落ち着いていて何事にも動じず感情をあまり表には出しません。

かっこいいし見た目もイケメン


原作ファンの方は、高峻についてのイメージはいろいろあると思います。

SNSではかっこいいとかイケメンという声が多く見られました。

私は、少しイメージしていた高峻とは違いましたが、見た目がかっこよかったですし、声がとても合っていたので満足です。

手先が器用

原作の中で、折りに触れ高峻の作った作品が出てきます。

高峻が手先が器用だと初めて知った時の寿雪(じゅせつ)も驚いていました。

後に寿雪にも高峻から木彫りの小鳥をプレゼントします。

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後宮の烏の高峻の皇太后との壮絶な過去

高峻が皇帝の座につくまでには、それはそれは大変な苦労がありました。

大きく関わってくるのが皇太后です。

皇太后が母親を毒殺:10歳

高峻が10歳の時に母親の謝氏(しゃし)は、毒殺されます。

この時、犯人として処刑されたのは侍女でした。

高峻は皇太后が真犯人だと考えていましたが、はっきりとした証拠は見つからず…

謝氏は皇太子(高峻)の生母でありながら、身分が低いとか後ろ盾がないという理由で、妃の中での位は4番目と低かったです。

皇太后が謝氏をよく思っていなかった理由の一つとして考えられるのが、皇太后の太子が幼少の頃に亡くなっていたため、美しく優しい謝氏への嫉妬もあったのではないかと私は思います。

高峻は、生きた母親に最後に会った時のやり取りを後悔し、今でも母親を見殺しにしてしまったと自分を責め続けているのが切ないです。

皇太子の座から降ろされる:13歳

高峻が13際の時、皇太子の座から降ろされ廃太子となります。

父親の位を受け継ぎ次の皇帝になるはずだった高峻は、その当時住んでいた東宮から、カビで黒ずみさびれた魚藻(ぎょそう)宮に移されます。

幽閉同然の生活は苦しく、食べ物にも困るほどの暮らしだったようです。

皇太后が友を殺害:廃太子の頃

高峻が幼い頃から仕えていた宦官の丁藍(ていらん)が殺害されます。

丁藍は良家に生まれますが口が聞けなかったため養子に出されます。

その後、宦官となり後宮にやってきた丁藍は、誠実でおもてうらのない性格を見込まれ、東宮で高峻のお世話係となります。

玉細工の職人になりたかった丁藍は、手先が器用で何でも作れました。

高峻の手先が器用なのは丁藍の影響です。

丁藍の朗らかで穏やかな性格は、高峻の心をつかみ友と慕う間柄に。

そんな二人の関係をよく思わなかった皇太后は、自分付きの宦官たちに丁藍を殺させるのです。

それも、ありもしない罪を着せて。

丁藍の遺体は、殴る蹴るなどの暴行を受けボロ布のようだったそうです。

皇帝に即位(復位):18歳

高峻は皇帝の座を諦めてはいませんでした。

力を蓄え応援してくれる北衙禁軍(ほくがきんぐん)の兵を率いて皇太后の宮へ乗り込み、皇太后を幽閉します。

18歳、高峻は皇帝に即位(復位)することに。

皇太后の宮に乗り込んだ時、皇太后の首をすぐにはねなかったのは、皇太后側の反動を考え、今の自分では力不足だと冷静に判断したからです。

朝廷で揺るぎない立場を確立した高峻は、動き始めます。

皇太后のように罪をでっち上げ処刑するような卑怯なことを高峻はしません。

証拠を確実に集め、正しく裁き処刑を行いました。

皇太后との長い因縁から開放されることになりますが、亡くなった母も友も戻ってはきません。

後悔は残ります。

後宮の烏の皇太后の処刑のその後

皇太后は、自身の罪により処刑されましたが、他の妃の元へ通わぬ高峻が烏妃・寿雪の元を頻繁に訪れていたため、やっかみからか皇太后の死は、寿雪による呪殺という噂も流れました。

皇太后の処刑後、夜半になると高峻の寝殿に母親・謝氏と友人・丁藍の幽鬼が扉の前に現れるようになります。

実は、皇太后は最後に高峻を祟(たた)るための呪詛を残していたのです。

高峻を守るため謝氏と丁藍の幽鬼が現れていたのですが、衛青から話を聞いていた寿雪によって皇太后の呪詛が解かれると、二人は微笑みながら闇へと消えていきました。

皇太后は、最後まで恐ろしい人でした。

まとめ

今回は、後宮の烏の高峻について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

高峻の皇太后との間には壮絶な過去がありました。

高峻は高峻らしいやり方で皇太后と決着を付けるところが潔くかっこいいと思いました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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