白川紺子先生による中華風ファンタジー作品『後宮の烏(こうきゅうのからす)』。
2022年10月からアニメが始まり話題になっています。
今回はアニメ第3話で登場の雲花娘(うんかじょう)の正体や、高峻との関係性、花娘の持ち物である花笛(はなふえ)について解説します。
後宮の烏の花娘(かじょう)の正体など魅力まとめ
涼しそうな目元のほくろが特徴の花娘。
花娘も早く見たいなー。#後宮の烏
— ルカ (@S4ANjfJhajE03Xm) August 20, 2022
きゃぁぁぁ花娘々‼️‼️‼️
想像より素敵‼️
まちきれぬ…TVアニメ「後宮の烏」本PV第二弾/2022年10月1日(土)より放送開始! https://t.co/x03pw27YIX
— ☕︎ ︎ℝ ☕︎︎ (@lotus_rhine) September 10, 2022
女王蜂さんのOP曲いい。ぐわぁぁぁっとこの物語に誘ってくれますよ。そんでかっこいい。そろそろ花娘出てくるかな。楽しみだな。#後宮の烏
— 薄荷 (@5hakka_candy5) October 10, 2022
花娘の登場を心待ちにされていた人も多いです。
それでは花娘についての解説を始めます。
花娘の正体:鴦妃(おうひ)
花娘は、鴛鴦宮(えんおうきゅう)の妃(きさき)・鴦妃です。
鴛鴦宮の妃ということは、皇后に次ぐ二番目の妃。
皇帝・高峻(こうしゅん)に皇后はいないので、実質的には最上位の妃ということになります。
後宮を取り仕切るのも、最上妃である花娘です。
後宮では侍女たちから花娘娘(ファニャンニャン)と呼ばれ親しまれています。
花娘娘と呼ばれるのは名前が花娘だからというのもありますが、帯に花笛をさげているのも理由の一つのようです。
祖父:雲永徳(うんえいとく)
雲永徳は、花娘の祖父です。
雲家は、五姓七族と言われる名家の一門で、永徳は、高峻が皇太子時代からの側近。
役職は宰相、中国の王朝において皇帝を補佐する最高位の官吏(かんり)です。
日本の内閣総理大臣のようなお立場になります。
花娘は、名家のお嬢様ということです。
亡くなった恋人:欧玄有(おうげんゆう)
花娘が高峻の妃になる前、欧玄有という恋人がいました。
玄有は名家の出身ではなく、採用試験で合格し苦労して官吏になりました。
花娘の結婚相手になるには、それ相応の肩書が必要となります。
花娘の祖父・雲永徳は、目にかけていた玄有を、出世して立派な肩書を手に入れさせるため歴(れき)という州に、長官の部下として送り出したのです。
ですが、暴動に巻き込まれた玄有は、運悪く頭に石があたり亡くなってしまいました。
引き止めておけばよかったと、花娘の後悔は残りました。
好感がもてて見た目も美しくてかわいい
後宮の烏 7 (集英社オレンジ文庫)
とうとう完結。
改めて表紙を見る。1~6巻と違い、解放された銀髪の寿雪の姿が全てを語る。
寿雪と高峻にとって、この結末が一番幸せなのかもしれない。
全編を通して花娘に好感が持てる。あー、もっと読みたかったなhttps://t.co/etWakMqu7l— January (@MUSICNOVEL_EAT) April 26, 2022
後宮の烏のアニメ楽しみやな〜
寿雪も花娘も作画美しかったから眼福間違いなし
それからのぶのぶコンビの娘娘(にゃんにゃん)が沢山聞けて耳にも嬉しいこと請け合いよ
原作最初から読み直したいけど実家や😭
同じ作者さんの朱華姫の御召人下巻の発売を待って耐える…— なべ (@a5bekn2sw) September 24, 2022
後宮の烏、2話目まで読了(昼寝しすぎ)寿雪と花娘かわいい
— 奏南 (@ooyatu_tumatu) January 20, 2020
花娘は、好感が持てるという声や、美しい・かわいいという声が多く、花娘推しの方も多いです。
私は、花娘をイメージできていませんでしたが、目のほくろや見た目の美しさ、気品漂う感じが花娘にピッタリだと思いました。
額の花鈿(かでん)もとても似合っていて、より魅力的に感じました。
花娘と高峻(こうしゅん)との関係性:幼なじみ
花娘と高峻は、幼なじみです。
年の差は、花娘の方が3歳ほど年上。
花娘の祖父・雲永徳と高峻との縁で、昔から遊び相手だったようです。
というわけで、花娘は高峻にとって姉のような存在。
恋人・玄有が亡くなり行き場所を失くした花娘は、性格上ほかに嫁ぐことを受け入れるわけがないと悟った高峻が、今の花娘の環境を用意しました。
無理によそへ嫁がせることも出来たかもしれませんが、あえてそうしなかったのは、花娘が死を選ぶ恐れがあったからです。
花娘の花笛(はなふえ)
花娘が花娘娘と後宮の者から呼ばれている理由に、帯に花笛をさげているからと前述していましたが、ここからは花笛について解説していきます。
花笛の役割
花笛は、基本的にその年に亡くなった人を悼み、冬が終わる頃、軒先に吊るしておくもの。
あまり縁起の良いものではないため、帯に花笛をさげている花娘は理解されにくかったと思います。
花笛は、春が訪れる頃、風とともに死者が帰ってきてことを知らせてくれます。
玉や陶器、土などで花のように象られ、空気を通すために開けられた穴は、風が吹くと細く高い音を鳴らすそうです。
花笛:高峻からの贈り物
花娘がもっている花笛は、高峻の手作りの贈り物。
木蓮を象った花笛は、濃い青磁色の玉で作られています。
もちろん鳴らすための穴も開けられています。
花笛を帯にさげていた理由
花娘が花笛を帯にさげていた理由は、花笛が一度も鳴らなかったため、亡き恋人・玄有を思い帯にさげていたのです。
花笛が鳴らなかった理由
花笛が鳴らなかった理由は、玄有の魂が楽土(らくど)に行っていなかったからです。
烏妃(うひ)である寿雪(じゅせつ)の招魂の呼びかけに反応がなく楽土へ行っていないことがわかりました。
後に、寿雪が玄有の魂を花娘に会わせ、無事帯にさげていた花笛が鳴りました。
詳しくは、後宮の烏の原作1巻の2つ目の「花笛」に書かれています。
まとめ
雲花娘(うんかじょう)の正体や、高峻との関係性、花娘の持ち物である花笛(はなふえ)について解説しました。
いかがでしたでしょうか。
花娘は、原作でも度々出てきますが、とても思いやりのある、かわいい素敵な人です。
花娘が、アニメでも度々出てくる事を個人的には期待しています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
後宮の烏の高峻(こうしゅん)の正体は?皇太后との壮絶な過去についても解説
後宮の烏の幽鬼(ゆうき)は幽霊と同じ?意味や寿雪(じゅせつ)との関係についても解説
後宮の烏の寿雪(じゅせつ)の正体は?能力や壮絶な過去についても解説
コメント