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後宮の烏の幽鬼(ゆうき)は幽霊と同じ?意味や寿雪(じゅせつ)との関係についても解説

後宮の烏

白川紺子先生による中華風ファンタジー作品『後宮の烏(こうきゅうのからす)』。

シリーズ累計発行部数は120万部を突破した人気ノベル作品がアニメ化され話題になっています。

アニメの第1話から幽鬼(ゆうき)は出てきます。

原作でも度々出てくる幽鬼ですが、幽霊(ゆうれい)とは違うのでしょうか?

今回は、幽鬼と幽霊の違いや意味、幽鬼と烏妃である寿雪(じゅせつ)との関係についても解説したいと思います。

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後宮の烏の幽鬼(ゆうき)と幽霊の違いと意味


アニメ第1話で出てきた幽鬼は、翡翠(ひすい)の耳飾りを付けていました。

とても気味悪く宦官(かんがん)の衛生(えいせい)も目を背けるほど恐ろしい姿でした。

幽鬼と幽霊の違い

幽鬼:死人の霊魂・幽霊・亡霊
幽霊:死者の霊魂・亡魂

照らし合わせてみても、使われている漢字が少し違うものの、それほどの違いはありません。

幽鬼の意味を解説

中国で鬼という場合は死霊など死者の霊魂のことを指すようです。

ですが幽鬼という言葉自体、中国では使われていないようです。

最近、日本のライトノベルで使われるようになった和製漢語のようですね。

※ライトノベルとは明確な定義はないが若者向けの娯楽小説。

後宮の烏の幽鬼と寿雪との関係


後宮の烏の烏妃(うひ)寿雪は、不思議な能力をいくつも持っています。

その中に、成仏できずこの世をさまよっている死者の魂を呼び出す能力があり、アニメの第1話でも翡翠の耳飾りの幽鬼を呼び出します。

寿雪に呼び出される死者は、殺された時のままの姿など、死んでしまった時のままの姿で現れます。

また寿雪は、幽鬼と意思疎通が出来るという能力もあります。

翡翠の耳飾りの幽鬼を初めて呼び出した時は、話せる状態ではなく名前すら聞くことが出来ませんでしたが、もう一度呼び出した時には、幽鬼の心残りを取り除き楽土へと導きました。

後宮の烏では、死ぬと海の向こうにある楽土(魂がたどり着く場所)へ行けるそうなのですが、幽鬼になってしまうと楽土へは行けないのです。

寿雪が、幽鬼の魂を鎮め慰めたり、幽鬼の心残りの思いを取り除いてあげる事で、幽鬼は亡くなる前の美しい姿へ戻ることができ、楽土へ送ってもらえます。

ある時は、雲雀(ひばり)の幽鬼を楽土へと導いたこともありました。

烏妃である寿雪は、幽鬼を救うことの出来る存在なのです。

まとめ

今回は、幽鬼と幽霊の違いや意味、幽鬼と烏妃である寿雪との関係について解説しました。

いかがでしたでしょうか。

幽鬼と幽霊は、それほどの違いはありません。

中国で鬼という場合、死霊など死者の霊魂を指すようですが、幽鬼という言葉は使われないようです。

烏妃である寿雪と幽鬼との関係については、寿雪が幽鬼の魂を救い楽土へと導くという存在でした。

これからも様々な幽鬼が登場するでしょうが、寿雪がどのように魂を救い楽土へと導くのか楽しみですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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