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時をかける少女の魔女おばさんの正体は?名前の由来や過去も解説

時をかける少女

アニメ映画『時をかける少女』は、筒井康隆さんの原作そのものの映画化ではなく、同じ世界が舞台の約20年後の世界が描かれた作品です。

『時をかける少女』のアニメ映画も小説も、今を生きる女子高生の姿を描いた、まさに青春ストーリー。

そこで今回は、アニメ映画に登場する魔女おばさんの正体、また魔女おばさんの名前の由来や過去について解説していきます。

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時をかける少女・魔女おばさんの正体


それでは、魔女おばさんの正体についての解説を始めます。

原作『時をかける少女』のヒロイン:芳山和子(よしやまかずこ)


魔女おばさんの正体は、原作『時をかける少女』のヒロインで、名前は芳山和子。

アニメ映画のヒロイン・紺野真琴(こんのまこと)と同様にタイムリープを経験していました。

アニメ映画『時をかける少女』のヒロイン・紺野真琴の叔母

魔女おばさんは、ヒロイン・紺野真琴の叔母です。

原作で、妹たちが登場していたので、真琴の母親は魔女おばさんの妹でしょう。

冒頭、朝寝坊した真琴が学校に行くため慌てて玄関に向かっている時、魔女おばさんに持って行ってと母親から桃を渡されました。

放課後、その桃を持って魔女おばさんを訪ねたシーンが初登場でしたね。

真琴は「おばさーん、魔女おばさーんと…」と呼びながら階段を駆け上がっていました。

美術館(東京国立博物館)で絵画の修復をしている

魔女おばさんは、美術館(東京国立博物館)で絵画の修復をしています

アニメ映画『時をかける少女』の中で、間宮千昭(まみやちあき)がタイムリープした理由に大きくかかわる「白梅二椿菊図」という不思議な雰囲気の絵画の修復を行っていました。

魔女おばさんの名前の由来

魔女おばさんの名前の由来は、30代後半で結婚せず、俗世間に無関心で、考え方や生き方が常識とかけ離れた、なんとも浮世離れした雰囲気からだとか…

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魔女おばさんの過去を解説

前述しましたが、魔女おばさんもタイムリープの経験をした過去がありました。

ここからは、魔女おばさんが経験したタイムリープついて解説します。

初めてタイムリープを経験

原作の主な登場人物は、魔女おばさん・芳山和子、同級生の深町一夫、同じく同級生の浅倉五朗、そして3人の担任で理科の先生でもある福島先生。

ある日、3人で理科室の掃除をし終了後、一人でゴミを捨てに行った和子。

理科室に戻った和子は、実験室からガラスの割れる音を聞き中へ入りましたが誰もいません。

ただラベンダーの香りがしており、その匂いを嗅いだ和子は、意識を失ってしまいます。

その後、医務室に運ばれた和子は貧血で倒れたのだろうと、その場を終えますが、3日後、地震が起き、吾朗の隣の家が家事になります。

翌日、地震や火事の影響で寝坊した和子と吾朗が、大型トラックによる交通事故に巻き込まれそうになるのですが、和子は前日の朝にタイムリープしていました。

もう一度同じ日を過ごすことになった和子は、一夫と吾朗に、不思議な体験を打ち明けるのですが信じてもらえず…

ですが、その日の夜に地震と火事が起こった事で和子を受け入れた一夫と吾朗。

不思議な体験を福島先生に相談

3人は、不思議な体験を福島先生に相談した結果、テレポテーションとタイムリープという現象だと説明されました。

原因は、4日前に嗅いだラベンダーの香りではないかと推測した福島先生は、もう一度その4日前の理科実験室に戻る必要があると言われます。

再びタイムリープを経験

自分の意思でタイムリープが出来ない和子でしたが、上から鉄骨が落ちてきて下敷きになりそうになるという、またしても危険な状態になった時、再びタイムリープを経験しました。

この時のタイムリープがきっかけとなったのか、和子は自分の意思でタイムリープ出来るようになり、4日前の理科実験室で正体が分からない訪問者を待ち受けることに。

真実が明らかに

理科実験室に現れたのは深町一夫で、西暦2660年の未来から来た未来人だと言うのです。

未来で作った薬を試した一夫でしたが大失敗してしまい、挙句の果てに未来に帰れなくなり、薬の調合を行っていたとのこと。

和子や周囲の人たちの記憶は一夫の催眠術によるもので、この時代にやってきて過ごした期間は、たったの一ヶ月だと判明。

その間に和子に恋をしたことも告白した一夫。

そして未来に帰るための薬を完成させた一夫は、未来へ帰還したのです。

一夫は帰還する前に、タイムリープの秘密を守るため和子や周囲の人たちの記憶から自分の記憶を消しましたが、別の人間として和子に会いに来ると約束しました。

約20年後の世界で真琴に初恋を語る


一夫が未来に帰った後の和子の記憶に彼はいませんでしたが、いつか再び自分に会いに来ると約束した誰かを待ち続けた和子は、約20年後、真琴に自身の初恋を語っていました。

高校の時初めて人を好きになった。
子供の頃から知っているように、会ってすぐ仲良くなった。
いつか必ず戻ってくる。
待つつもりはなかったけど、こんなに時間が経っちゃった。
長くはなくあっという間だった。

これはアニメ映画『時をかける少女』のワンシーンですが、魔女おばさんが待ち続けているのは、深町一夫なのでしょうね。

まとめ

以上、今回は、アニメ映画『時をかける少女』に登場する魔女おばさんの正体、また魔女おばさんの名前の由来や過去について解説しました。

魔女おばさんの正体は、原作『時をかける少女』のヒロインの芳山和子。

アニメ映画『時をかける少女』のヒロイン・紺野真琴の叔母で、美術館(東京国立博物館)で絵画の修復をしています。

魔女おばさんの名前の由来は、30代後半で結婚せず浮世離れした雰囲気からだとか…

魔女おばさんの過去は、タイムリープを経験しており、きっかけは未来から来た深町一夫でした。

まず、魔女おばさんが芳山和子だという事に驚きましたが、アニメ映画『時をかける少女』に真琴の叔母として登場するというストーリーが素敵でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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