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金の国水の国・原作とアニメ映画の違いは?口コミや視聴した感想も

金の国水の国

「このマンガがすごい!」で史上初2作連続一位に輝いた岩本ナオ先生の原作『金の国水の国』がアニメ映画化されました。

国交が断絶していた2つの国、アルハミトのサーラとバイカリのナランバヤルが出会い、偽りの夫婦になり国を動かしていくというピュアで感動に包まれる物語です。

私も視聴してきましたが、原作と違う点が数か所ありました。

そこで今回は、原作とアニメ映画の違いや口コミ、視聴した私の感想をまとめました。

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金の国水の国・原作とアニメ映画の違いと口コミ


それではアニメ映画『金の国水の国』を視聴して、気づいた原作との違いを解説したいと思います。

まずは原作と違ったという口コミから始めます。

原作と違ったという口コミ


なんとなく原作で描かれていたエンディングが、映画では両国のその後が理解できましたし、サーラとナランバヤルの姿も確認できました。

また、原作との違いを楽しみながら見ている方が結構いらっしゃいましたが、私もその一人です。

A国・B国:アルハミト・バイカリ

原作小説でもコミックでも国の名は、A国・B国でしたが、映画ではアルハミト・バイカリと表現されていました。

神様のお告げ:両国の誓い

原作では、A国とB国が犬のフンの片付けの件で戦争になってしまった時、

 

A国は、国でいちばん美しい娘をB国に嫁にやり、
B国は、国でいちばん賢い若者をA国に婿にやりなさい

引用元:小説『金の国水の国』

仲裁に入った神様から両国へのお告げです。

映画では神のお告げではなく両国が誓いを交わしていました。

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国境である岩場:塀のような高い壁

原作では国境は岩場と表現されていましたし、サーラも国境を丘と言っていましたが、映画では塀のような高い壁が続いていて、簡単には両国を行き来出来ないような印象で迫力がありました。

アルハミトの水不足まで80年:50年

ナランバヤルがアルハミトの水不足に陥るまでの年数を80年後と原作で予想していましたが、映画では50年後でした。

建築家のアジーズと知識階級の学者のジャウハラ、ナランバヤルの3人で水路の現場を見に行った際、工期が早くて50年というシーンがあったので、水不足に陥るまでの年数も50年になったのではないかと思いました。

これにより、猶予がない状態で危機感が生まれたように思います。

ピリパッパがサーラとバイカリの関係を疑う

原作にはなかった映画でのシーンです。

原作では、ピリパッパはサラディーンと会議室にて、ナランバヤルを会議室に連れてくるよう警備の人に言い、会議室からは出なかった。

映画では、家来からサーラがバイカリの族長・オドゥニ・オルドゥとお酒の飲み比べをしていた事を聞き、バイカリとサーラの関係を疑ったピリパッパが、サーラを探すように言い、場合によっては殺害も仕方がないような事を言っていました。

一件落着後、ピリパッパがサーラのばあやに叱られているシーンがありました。

ナランバヤルとサーラが隠し通路へ向かうシーン

原作では、隠し通路のレバーを探すナランバヤルのもとにサーラが駆けつけましたが、映画では、ナランバヤルとライララ、バウラが一緒にいる所にサーラがやってきて、二人で王族だけが知るという隠し通路に向かいました

この時、おとりになってくれたバウラとライララですが、原作でのライララは、そのままの姿でしたが、映画ではサーラの被り物を被っていました。

アニメ映画『金の国水の国』を視聴した感想

最初から最後まで映像が美しかったです。

隠し通路のレバーをサーラとナランバヤルが引いた後、隠し通路が音と共に出てくるシーンは、原作では感じなかった迫力が伝わってきました。

印象に残っているシーンは、ナランバヤルとサーラの橋の上でのシーンと、終盤の隠し通路での二人のシーンです。

お互いを思いやる二人に感動しましたし、サーラが可愛くてナランバヤルがかっこ良かった。

そして、ナランバヤルに協力する人たちが素敵でした。

その中でも、ピリパッパに仕える、おかっぱ頭のバウラがナランバヤル側に寝返ったシーンが特に好きです。

 

おれは、国交を開いて水路を造る、に一票なんだよ
ここであんたが死んだら、もう二度と国交なんて開かれねえだろ

引用元:小説『金の国水の国』

アルハミトとバイカリの国交を開くために、諦めなかったみんなの姿に感動しました。

映画を見終わった後は、なんだか幸せな気持ちに…

叶わぬ願いではありますが、ナランバヤルとサーラが結婚するシーンがあったら素敵だっただろうなと思いました。

まとめ

今回は、原作とアニメ映画の違いや口コミ、視聴した私の感想をまとめました。

他にも違いはあったかもしれませんが、私が気づいた違いは以上になります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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