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金の国水の国・サラディーンの正体は何者?ナランバヤルとの関係も解説

金の国水の国

「このマンガがすごい!」で史上初2作連続一位に輝いた岩本ナオ先生の原作『金の国水の国』がアニメ映画化されました。

国交が断絶していた2つの国、「金の国」アルハミトのおっとり王女・サーラと「水の国」バイカリの青年・ナランバヤルが出会い、偽りの夫婦になり国を動かしていくというピュアで感動に包まれる物語です。

今回は、登場人物の一人サラディーンの正体、主人公ナランバヤルとの関係について解説します。

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金の国水の国・サラディーンの正体は何者?


それでは『金の国水の国』の登場人物サラディーンの正体は何者なのか解説を始めます。

ムーンライト=サラディーンの基本情報


ムーンライト=サラディーンは北の遊牧民の出身で五年前アルハミトにやって来ました。

曽祖父の代まで、今は亡き北の千年王国の住民でした。

サラディーンの一家は、夏は暑く冬は寒い気候の厳しい内陸部の原野、農業には向かない土地を、家畜と共に移動する生活を送り、食べるものはわずかな干し肉だけ。

今のサラディーンからは想像もつかない貧しい子供時代を送っており、故郷の国を失った民でした。

サラディーンは一見ちゃらちゃらしていて軽そうに見えますが、実は冷静で知性を持ち合わせている人物です。

イケメン俳優:アルハミトで一番

サラディーンは、歌も踊りもトークも出来るアルハミト一のイケメン俳優

デビュー当時のキャッチコピーは「漆黒の砂漠の夜を照らす月明かり」。

第一王女レオポルディーネの愛人


サラディーンが建国祭で披露した北の古い戯曲が第一王女レオポルディーネの目にとまり…

 

あなたなんて美しいのかしら
いつか 誰かが砂漠の真ん中におとした宝石を見つけたような気分だわ

引用元:コミック『金の国水の国』

と見初められ第一王女レオポルディーネの愛人になりました。

アルハミトの左大臣

そしてサラディーンは、レオポルディーネの意向で左大臣に。

ただのお飾り左大臣だと自分で言っていますが、レオポルディーネはそうは思っていないでしょう。

かっこいいサラディーンの魅力まとめ


サラディーンがかっこいいという声は多く、最初の印象はあまり良くなかったですが、ナランバヤルと二人でお酒を飲みに行ったあたりからのサラディーンがイケメンでした。

第一王女レオポルディーネとの関係性がいいという声も多く、お似合いの二人でしたね。

右大臣ピリパッパに賭けを持ちかけた時のサラディーンもかっこよかったです。

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サラディーンとナランバヤルとの関係


ここからはサラディーンとナランバヤルの関係について解説していきます。

ナランバヤルの嘘を見抜く:サーラの偽婿


ナランバヤルが、サーラと共に初めて王宮を訪れた際、王女たちと同席していたサラディーンは、レオポルディーネの質問に答えたナランバヤルに、自分の劇団にもナランバヤルみたいにお芝居の上手い人はいないと言い、スカウトしたサラディーン。

続けて、

 

本物の「バイカリの夫」は今日はこられないのですか

引用元:コミック『金の国水の国』

と、サラディーンに質問されたナランバヤルは苦笑いをしながら、見抜かれていたと心で思い、なんのことかと、とぼけていました。

ナランバヤルから水路を引く計画を提案


ナランバヤルが王宮を訪れた日、サラディーンと二人でお酒を飲みに行ったレストランで、お互いの身の上話をしていた時、思い切ってアルハミトの水事情について質問したナランバヤル。

ナランバヤルが想像している以上に涸れていると話したサラディーン。

ナランバヤルは八十年で人が住めなくなると考えていましたが、もう少し早まる可能性もあるかもしれません。

水が涸れていることに気づいていたサラディーン、やはり冷静さと知性を持ち合わせていることがうかがえる場面でした。

商業国家でお金さえ出せば欲しい物は何でも手に入るアルハミトですが、水とバイカリにある一途な愛は手にはいらないと言ったサラディーン。

ナランバヤルは、その言葉に、欲しいのなら愛も水も手に入れようと…

そしてナランバヤルは、バイカリからアルハミトに水路を引くという計画を提案しました。

ナランバヤルは頼りにしている


ナランバヤルの友人が手に入れた、北の古代都市の巨大水路の設計図。

北の国出身のサラディーンなら話が早いと水路の計画を提案したのですが、その図面を見せてくれたナランバヤルの友人は転売を考えているため、左大臣であるサラディーンにスポンサーにもなって欲しかったナランバヤル。

ですが自分はお飾りの左大臣だと言うサラディーンに、ナランバヤルは、お飾りの大臣などではないと言い、自分も王女もサラディーンを頼りにしていると。

ナランバヤルの本気の気持ちがサラディーンに伝わり握手を交わし水路を引く計画が動き出しました。

まとめ

今回は、登場人物の一人サラディーンの正体、主人公ナランバヤルとの関係について解説しました。

サラディーンは、アルハミト一のイケメン俳優で第一王女レオポルディーネの愛人です。

また、アルハミトの左大臣を務めるサラディーンにナランバヤルは水路を引く計画を提案しました。

ナランバヤルとサーラの嘘を見抜いたのは、サラディーンの冷静さと知性が、偽のお婿さんだと気づかせたのかもしれません。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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