【PR】

かがみの孤城・リオンのプレゼントは何?オオカミさまの正体からも考察

かがみの孤城

『かがみの孤城』は直⽊賞作家・辻村深⽉先生のベストセラー⼩説で、2018年本屋⼤賞を受賞した人気の作品です。

物語は、学校で居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生・こころを主人公にした、鏡の中の城で巻き起こるファンタジーミステリー。

今回は、城で行われたクリスマスパーティーで、リオンがオオカミさまに渡したプレゼントをオオカミさまの正体から考えをまとめました。

そして実際に映画を見ましたが、プレゼントを渡すシーンは、映画では描かれていませんでした。

ですが、プレゼントが何だったのか改めて考え直すことが出来たので、まとめています。

スポンサーリンク

かがみの孤城・リオンのプレゼントは何?


クリスマスパーティーでのプレゼント交換は無しという事でしたが、リオンはオオカミさまにプレゼントを用意していました。

 

リオン:「家にあったから、よかったらもらって」

引用元:小説『かがみの孤城』

リオンはオオカミさまに小さな包みを渡しました。

小説の中では、プレゼントの説明がなかったので、プレゼントが何だったのか考えてみました。

ですがプレゼントを考えるには、まずオオカミさまについて知ることが必要かと思います。

まずは、オオカミさまの正体から始めます。

オオカミさまの正体:水守実生(みずもりみお)


オオカミさまの正体は水守実生、リオンが6歳の時に亡くなった姉です。

実生は、13歳の時病気で亡くなりました。

水守実生へのプレゼントとして考察

まず、姉・実生の形見の品を考えました。

豪華なドールハウスを持っていましたし、それに関連する小物などです。

他に、絵本を読むのがとても上手でしたし絵本も考えましたが、小さな包と説明があったので、絵本ではないと思いました。

でもリオンは、家にあったからと言っていましたが、今のリオンの家はハワイです。

鏡の中の城にはハワイの鏡から来ているので、ハワイのリオンの寄宿舎に姉の持ち物を留学先に持っていくだろうかとも考えました。

でも、リオンは留学する前、ハワイという知らない場所に行く事や、言葉の事、知っている友達や先生、両親がいない事を不安に思っていましたし、友達と地元の公立中学校に通いたかった事から考えると、雪科第五中学校に関係する何かを、お守り代わりにハワイに持って行っていたかもしれません。

実生の病室には一年間、袖を通さないままの制服がかけられていましたし、名札とか校章、セーラー服のスカーフなどです。

雪科第五中学校に通いたかった姉に、ピッタリのプレゼントのような気もしました。

オオカミさまへのプレゼントとして考察

オオカミさまも実生なので、雪科第五中学校に関する物でもいいですが、ちょっと違う想像もしてみました。

家にあったからと言ったリオンですが、それは照れ隠しで、今のオオカミさまに似合いそうな何かを買いに行ったのかもしれません。

オオカミさまは、誰かの結婚式やピアノの発表会で着るようなドレスを着ていて、そのドレスも同じものばかりではなさそうですし、ドレスに似合う髪飾りやリボンを考えました。

オオカミさまの長い髪にもぴったりではないでしょうか。

実際に映画『かがみの孤城』を見てプレゼントを考察

実生の病室に両親とリオンがいた映画の終盤、リオンが手巻きの小さなオルゴールを回し、ドールハウスの前に置くシーンがありました。

その場面を見て、プレゼントは手巻きの小さなオルゴールだったのではないかと考えました。

鏡の中の城にも大きな手巻きのオルゴールがありましたし、オオカミさまのお気に入りだったのではないでしょうか。

まとめ

今回は、城で行われたクリスマスパーティーで、リオンがオオカミさまに渡したプレゼントが何なのか、まとめました。

プレゼントについては、個人的な考えです。

『かがみの孤城』は、ファンタジーミステリーなので言葉では説明のつかない事がたくさんありましたし、リオンがハワイに住んでいることなど全く関係ないかもしれません。

小説の読者や映画を観た方、それぞれの考えや思いがあると思いますので、考えたり想像したり楽しめるといいですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました