『地獄楽』は2018年1月22日から2021年1月25日まで「少年ジャンプ+」で連載。江戸時代後期、死罪人たちが無罪放免になるため不老不死の仙薬を探しに向かう忍法浪漫活劇です。
今回は、そんな地獄楽に登場する杠(ゆずりは)の正体、また、かわいい魅力や忍術について解説します。
地獄楽・杠(ゆずりは)の正体は?
◥◣#地獄楽 登場人物⑤◢◤
杠
cv.#高橋李依“傾主の杠”という呼び名を持つ、くのいち。
鷺羽城侵入騒動を起こし、家臣を一人残らず制圧した。
その性格は冷酷で強か。▼#MAPPA 描き下ろしの
新規キャラクターイラストが到着! pic.twitter.com/n6TTTUD6or— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) March 6, 2023
それでは、杠の正体の解説を始めます
杠の正体:「傾主の杠」の異名を持つくノ一
杠の正体は「傾主の杠」の異名を持つくノ一です。
現実主義で頭の切り替えが非常に早く、常に物事や状況を冷静に判断できる人物。
また、計算高く誰にも本心は見せない杠は、自己中心的な言動が多く自分の保身を第一に考えています。
作者の賀来ゆうじ先生によりますと、杠という名前は「食べると中毒を起こす花」からつけたそうで、杠のイメージにぴったりだと思いました。
【プロフィール】
誕生日 | 10月11日 |
年齢 | 不明 |
身長 | 160cm |
氣(タオ)属性 | 土 |
監視役 | 山田浅ェ門仙汰(やまだあさえもんせんた) |
死罪人:鷺羽城侵入及び殺人など多数の罪
鷺羽城侵入及び殺人など多数の罪を持つ死罪人。
鷺羽城に侵入した杠は、城内の家臣を一人残らず倒しました。
他者を実験台にする冷酷さを持つ
上陸後、杠は、島に生息する虫の生態を知るために、死罪人・茂籠牧耶(もろまきや)を丸め込み、実験台にしました。
結果、人の顔をした人面蝶や百足(ムカデ)、他の虫に関しても生態が明らかになりましたが、茂籠牧耶は花化し亡くなりました。
杠は、他者を実験台にする冷酷さを持っています。
仲間の死を悼む一面も
「地獄楽」四十三話が更新されました。今回の過激度は小雨程度です。ご一読頂ければ幸いです。https://t.co/0SqRjT3ZCW
— 賀来ゆうじ (@ug_kaku) January 6, 2019
ムーダンとの戦いで花化した仙汰を看取った杠。
亡くなる前には、仙汰に優しい言葉をかけ、腕くらいなら貸すと首を支えてあげました。
冷酷な面もある杠ですが、仲間の死を悼む一面もあります。
杠のかわいい魅力
◤場面紹介◢
「どうして生き残りたい…って理由なんかいる?なんか深い背景がないと駄目なワケ?」
(「地獄楽」 第八話より)https://t.co/inOgW27RJL pic.twitter.com/s2Rkboz3el
— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) September 7, 2022
ここからは、杠のかわいい魅力についてまとめています。
見た目がかわいい
杠は見た目がかわいいです。
見た目がかわいい杠のファンも多く、髪型もかわいいという声もあります。
かわいいだけでなく美しさも兼ね備え、その上、スタイルも抜群の杠。
男性を手玉に取ることなど容易い事で、山田浅ェ門源嗣(やまだあさえもんげんじ)も、その一人です。
「さぎりん」と呼ぶ杠がかわいい
山田浅ェ門佐切(さぎり)を「さぎりん」と呼ぶ杠がかわいいです。
初めて「さぎりん」と呼んだのは、島の先住民・木人(ほうこ)に案内されて村を訪れた時でしょうか。
島に上陸して得体の知れない化物ばかりで、これからの事を話し合わなければならない状況でも、話よりもまず風呂が先だと風呂に入る杠もかわいいのですが、その時、監視のために入ってきた佐切に「さぎりん」と。
真面目な顔の佐切は、その呼び方に「…りん」と言っただけで嫌ではなさそうでした。
杠と佐切は、死罪人と監視役という関係でしたが、佐切は杠の冷静さに助けられることもあり、立場を超えた関係は、お互い必要とする存在に変化していきました。
どんな時でもおしゃれに気を使う杠がかわいい
ムーダンとの戦いの後、建物内に入った際、情報整理をしようと言う佐切に、着替えを優先させようとする杠。
誰の物とも分からないタンスから、次から次へと着物を出し着替えていましたが、どんな時でもおしゃれに気を使う、そんな杠がかわいいです。
杠の忍術まとめ
とらのあな様で取扱頂いた特典はこちらの絵柄を使用したカードになっているようです。詳細は各店舗様の情報をご参照ください。 pic.twitter.com/VDTW6OVOUS
— 賀来ゆうじ (@ug_kaku) March 5, 2019
杠は、特殊な薬物を飲み体内から出る粘液を使用する忍術を得意としており、壮絶な過去を物語る体中の傷跡も自身の忍術で隠しています。
【杠が使う忍術一覧】
忍法名 | 詳細 |
変わり身(かわりみ) | 氣(タオ)を弱め存在を薄くする ※氣(タオ):生命エネルギー |
粘糸(ねんし) | 基本となる技で、粘液を糸のように使い相手を切り刻むほどの強さ |
蜜牢(みつろう) | 蛇毒の溶かす作用を持つ粘糸で相手を溶かす |
線斬鞭(せんざんべん) | 糸をムチのように使い攻撃する |
線斬行(せんざんこう) | 太い状態に束ねた糸を相手にぶつける |
凝甲(ぎょうこう) | 粘液を固めて武器などに変化させる |
操り粘糸(あやつりねんし) | 操り人形のように粘糸で物を操作する |
赤飴備(あかあめぞなえ) | 鎧や兜を着けた侍を粘液で作り、操り人形のように操作する |
廻し毒(まわしどく) | 毒の糸をまわす技 |
死蝶(しのちょう) | 粘糸で蝶の形を作り攻撃する |
水裁切り(みずたちきり) | 糸を使い水を断ち切る様に攻撃する |
殺し飴(ころしあめ) | あやとりをするように口から指に粘糸を伸ばしますが、使い方は不明 |
まとめ
今回は、地獄楽に登場する杠(ゆずりは)の正体、また、かわいい魅力や忍術について解説しました。
杠の正体は「傾主の杠」の異名を持つくノ一。
美しさだけではない、かわいい魅力も持つ杠は、とても魅力的な女性です。
特殊な薬物を飲み体内から出る粘液を使用する忍術を得意としている杠。
アニメでの杠の登場を楽しみにしている私ですが、漫画の杠との違いも見つけながら楽しみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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