『地獄楽』は2018年1月22日から2021年1月25日まで「少年ジャンプ+」で連載。江戸時代後期、死罪人たちが無罪放免になるため不老不死の仙薬を探しに向かう忍法浪漫活劇です。
アニメ第1話では、舟にたくさんの花と人が乗せられ登場し、人が花になるという将軍の言葉に驚かれた方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、人が花になるとはどういう事なのか、神仙郷や調査団が帰ってこなかった理由をまとめました。
地獄楽・人が花になる(花化)とは?
◤ 原画公開 ◢
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🪷#01 花化した人間
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神仙郷と言われる島に不老不死の仙薬を探しに、計五回も調査団を向かわせていましたが、誰も帰ってきませんでした。
そんな中、唯一生還したのが与力(よりき)。
体中に瘤が出来た状態で帰ってきた翌日、開花し始め、もはや人ではありませんでした。
島で何があったかは聞き出せないようで、彼以外の調査団60名余りの消息が不明になっています。
それでは、人が花になるとはどういう事なのか解説を始めます。
まずは、その前に調査団が向かった神仙郷と言われる島について解説します。
神仙郷と言われる島(こたく)とは
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神仙郷と言われる島は、琉球付近の南海に存在します。
大きな島で、海岸線から島の中心部分までは30km以上あると思われます。
島には様々な花が咲き、幻想的な景色に見えますが、不自然で人工的なその景色は不気味な雰囲気を漂わせています。
見慣れない花もありましたが、多くは本土にある植物で、生還した与力の開花した花もいくつか見つかりました。
また、島の形状は不明ですが、外側には門神(もんしん)や毒虫、中間には竈神(そうしん)や島の先住民・木人(ほうこ)、中心部分には天仙様と呼ばれる奇妙な生物が存在し、円心円状の3エリアに分かれています。
人が花になる(花化)とは
人が花になる(花化)とは、人と花が融合し、花の氣が勝ると人が花化されます。
氣とはタオと呼ばれ、万物に流れる力の事で命そのものです。
人と花の両方のバランスが取れた時には、人の知恵や知識では到達できない力を得る事ができます。
人の顔をした蝶に刺され花化
担当の好きなシーンPart3#地獄楽のここが推し
人面の蝶に刺され、その危険性を察知し躊躇なく自らの手を切り落とした“剣龍”民谷巌鉄斎のこのシーン。
この1シーンだけで強者なのが計り知れて、担当も賀来先生もお気に入りなキャラの一人です。
今後どのように再登場するのかお楽しみください! pic.twitter.com/XrWOnzGtI7
— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) July 15, 2018
島には人の顔をした蝶が存在します。
民谷巌鉄斎(たみやがんてつさい)と山田浅ェ門付知(やまだあさえもんふち)が上陸後、島の探索をしている時、いつの間にか手の甲に人の顔をした蝶が止まっており刺されてしまった巌鉄斎。
危険を察知した巌鉄斎は瞬時に自分の手首を切断しました。
切断された手には一瞬にして花が咲き始め、生還した与力と同じ現象、花化が始まったのです。
人面蝶や百足(ムカデ)について解説
杠(ゆずりは)と山田浅ェ門仙汰(やまだあさえもんせんた)による調査で島の虫について明らかになった事が。
まず、人の顔をした人面蝶は、巣も習性も不明で鱗粉には幻覚作用や毒が含まれている。
百足(ムカデ)は、気持ち悪いだけで死肉しか食べないため放っておいても大丈夫。
他の虫に関しても、近づかなければ襲われる事はないようです。
杠に丸め込まれた茂籠牧耶(もろまきや)を使い試した結果で分かった事ですが、茂籠牧耶は花化してしまいました。
人の花化の目的:氣(タオ)を抽出し丹を精製
◤場面紹介◢
「罰ヲ受ケル人間ハ
タダ死ヌノデハナイ」「美シイ花二生マレカワル」
(「地獄楽」 第十九話より)https://t.co/inOgW2oULL pic.twitter.com/ns86mPpNk4
— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) September 22, 2022
人の花化の目的は氣(タオ)を抽出し丹を精製する事。
人間は質の良い氣(タオ)を持っているため上質な丹を得られるようで、完全な不老不死を手に入れられるよう丹の研究が進められています。
ただ、普通の人間が丹を飲んでも樹化するだけで、不老不死の仙薬と言われるものではありません。
調査団が帰らなかった理由を考察
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TVアニメ『#地獄楽』
第一話「死罪人と執行人」
◣____________◢あらすじと場面写真を公開!
4/1(土)23:00より
テレビ東京系列他にて放送【配信情報】
Prime Video・NETFLIX・ひかりTV/Leminoにて
4/1(土)24:00より配信開始#地獄楽アニメ pic.twitter.com/AsLLux75IP— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) March 31, 2023
ここからは、神仙郷と言われる島に送り込まれた調査団が帰ってこなかった理由についてまとめています。
門神(もんしん)の存在:島の入り口に番犬の役割を果たす巨大な化け物
島の入り口に番犬の役割を果たす巨大な化物、門神がいるため島に入ることが難しいと思われます。
黒い肌に長い舌、目から手が生えています。
竈神(そうしん)の存在:人と魚・虫・蛙などと融合した奇妙な生物
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勝手に #そうしんくんの宣伝活動
\何やら竈神に動きが…!
しばらく大人しくしていたのに…何が起こるのでしょうか?🤔#地獄楽 #そうしんくん pic.twitter.com/D5QlnL2geU— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) October 7, 2021
門神のエリアの後は、人と魚・虫・蛙などと融合した奇妙な生物、竈神が待ち受けています。
歯向かうものは容赦なく攻撃しますし、数珠や法衣をまとっているものもいて、この世とは思えない極楽浄土のような光景が不気味です。
海神(かいしん):海には島からの脱出を妨げる大きな化物
海には島の生物が脱出できないよう大きな化物、海神が見張りの役割を果たしています。
帰らなかった理由を考察
死罪人たちや山田浅ェ門の方々が戦っても手強かった門神や竈神。
幕府の調査団がこれらの化物と対等に戦うことは難しかったでしょう。
人の顔をした蝶に刺されれば、あっという間に花化してしまいます。
上質な人間の氣(タオ)は丹の研究に欠かせない材料でしたし、いずれにしても島を訪れた普通の人間は、脱出することは不可能だったのでしょう。
まとめ
今回は、人が花になるとはどういう事なのか、神仙郷や調査団が帰ってこなかった理由をまとめました。
人が花になる(花化)とは、人と花が融合する事で、人の顔をした蝶に刺されると、あっという間に花化してしまいます。
調査団が帰ってこなかった理由は、島には門神や竈神、海神など巨大な化物が存在し対等に戦うことは難しかったでしょうし、上質な人間の氣(タオ)は丹の研究に必要だったため、脱出することは不可能だったのでしょう。
さて、これから花化されるキャラクターが徐々に増えていくわけですが、いったい誰が花化され命を落としていくのか気になるところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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