『地獄楽』は2018年1月22日から2021年1月25日まで「少年ジャンプ+」で連載。江戸時代後期、死罪人たちが無罪放免になるため不老不死の仙薬を探しに向かう忍法浪漫活劇です。
今回は、そんな『地獄楽』の主人公である画眉丸の本名を考察します。
石隠れの流儀や両親の思い、また佐切や結との会話の中にあった意味から考えをまとめました。
地獄楽・画眉丸の本名を考察
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『地獄楽』公式ファンブックで、画眉丸の本名は番外編漫画にて…と作者・賀来ゆうじ先生からのメッセージが添えられていましたが、はっきりとした答えではなく、ヒントが散りばめられていました。
まずはヒントを解説し、それらの中から本名を考察します。
石隠れの流儀:名は意味のないものにする
石隠れの里では、名前は意味のないものにするという流儀があります。
生まれた時から殺人術しか教わらず、多くが修行中に命を落とし、生き残ったとしても命を差し出す任務に就かなければならず、縁起や思いは無駄とされています。
画眉丸の両親の思い
石隠れの流儀から、目にした草木や雲、霧など無心で名付けるのがほとんどですが、両親は、画眉丸に情を持たないよう暗くて儚い不吉な名前にしようと考え
・今夜の月と指さした先には新月
・新月を一文字で表す
・忍にぴったりの名前
・夜に生き誰にも見えない
・誰にも知られず愛されることもない
これらが画眉丸の本名のヒントになります。
画眉丸の本名の意味
画眉丸と佐切の会話の中で、画眉丸の本名を佐切が語る下りでは「新月や北…語の意味だけなら複数…」。
ここでも“新月”というワードが…
画眉丸は不吉な名だと自分で言っていましたが、意味を決めるのはその人の生き方であり、その名を呼ぶ人だと佐切。
最後に妻・結が、画眉丸の本名を「私は好きですよ はじまり…という意味があるそうです」と語っていました。
画眉丸の本名を考察:朔(さく)
結論、画眉丸の本名は朔(さく)と考察。
朔は現代の定義では新月と同じ意味です。
新月は地球から見て月が見えていない状態で姿は見えません。
両親の考えの中にも新月を一文字で表すなど、他にも当てはまる事がありました。
他にも理由として、朔という漢字の意味は、陰暦で月の第一日、ついたちという意味があるそうで、結の言っていたはじまりという意味にもとれます。
新月は不吉なイメージがあるかもしれませんが、佐切の言った名前の意味、心に刺さりました。
まとめ
今回は『地獄楽』公式ファンブックの番外編漫画から画眉丸の本名を考察しました。
画眉丸の本名は朔(さく)。
両親が考えた暗くて儚い不吉な名前から、新月を一文字で表す言葉にたどり着きました。
結のはじまりの意味を持つというのもヒントになりました。
正解かどうかはわかりませんが…
漫画もアニメも回を重ねるごとに画眉丸の魅力が伝わり、ストーリーも気になるところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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