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屋根裏のラジャー・黒い女の子の正体は?バンティングに食べられた理由も考察

屋根裏のラジャー

現実と想像が混じり合う世界で繰り広げられる冒険ストーリー『屋根裏のラジャー』。

主人公のラジャーは、謎の男・バンティングにつけ狙われていますが、バンティングの横にはいつも黒い女の子が…

今回は、そんな黒い女の子の正体について、また、最後は自らバンティングに食べられてしまいましたが、その理由を考察します。

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屋根裏のラジャー・黒い女の子の正体は?


それでは、黒い女の子の正体について解説を始めます。

黒い女の子の正体:バンティングのイマジナリ

黒い女の子の正体は、バンティングのイマジナリです。

黒い女の子は、黒い長い髪に病人を思わせるような白い肌で、目はくぼんでいて、幽霊のような印象。

無表情の黒い女の子の服装は、地味で暗くて、バンティングの派手な服装とは正反対です。

きれいな顔で明るく笑っている女の子だった

イマジナリを食べて生き続けている、黒い女の子の友だちのバンティング。

トイレに似ているイマジナリのマダムトワレの証言によりますと、大人になっても想像する力が欲しかったバンティングは、ある日、他の子のイマジナリを奪い取り、飲み込んでしまったそうです。

それまで、きれいな顔で明るく笑っていた女の子は、みるみるうちに顔から表情が消え、目がくぼみ、幽霊のような黒い女の子に変わってしまいました。

バンティングの取った行動で、明るく笑っていた大切なイマジナリが、真逆の存在になってしまったのに、気づいていないバンティングは愚かです。

バンティングの想像により姿を変える

黒い女の子はバンティングの想像により姿が変わります

黒いコウモリや黒い煙、黒い鳥に姿を変え、バンティングのために戦い、いつも無表情で、バンティングの言う事だけを聞いて生きています。

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黒い女の子がバンティングに食べられた理由を考察


ここからは、黒い女の子がバンティングに食べられた理由について考えます。

悲しい表情を浮かべ自らバンティングに食べられた

バンティングに食べられそうになったラジャーを、アマンダのママのイマジナリが助けてくれましたが、バンティングの口は大きく開いたまま。

いつも無表情でバンティングの言う事だけを聞いていた黒い女の子が突然、バンティングの大きく開いた口の前に自分の頭を差し出しました。

その時、初めて悲しい表情を浮かべた黒い女の子。

ラジャーと入れ替わった事を知らないバンティングは、そのまま黒い女の子を飲み込んでしまいましたが、目線を動かした先にラジャーを見つけ、自分のイマジナリを食べてしまった事に気づいたのでしょう。

自分のイマジナリである黒い女の子と一緒に過ごし続けたかったバンティングは、生きる理由を失い、止まっていたバンティングの時間が一気に動き出し、消えてしまいました。

バンティングに自ら食べられた理由を考察

他の人のイマジナリをバンティングが飲み込んでしまうのが嫌だったのだと思います。

イマジナリは、想像した人だけのものです。

それなのにバンティングは、大人になっても想像する力が欲しいと、他の人のイマジナリを奪い飲み込んでしまった。

バンティングの取った行動が悲しかった女の子は、陽から陰に変わってしまいました。

それから何百年もの間、何も言えなかった黒い女の子も、お互いを思いやるアマンダとラジャーを見ているうちに、バンティングの行動を止められるのは自分しかいないと考えたのかもしれません。

ずっと一緒にいたいという、お互いに大切な存在だったバンティングと黒い女の子。

その気持ちも分からなくはないですが、他の人が想像したイマジナリを飲み込むバンティングの行動は、ますます黒い女の子の気持ちを暗くさせていたように思います。

まとめ

今回は、『屋根裏のラジャー』に登場する黒い女の子の正体について、また、自らバンティングに食べられた理由を考察しました。

黒い女の子の正体
・バンティングのイマジナリ
・きれいな顔で明るく笑っている女の子だった
・バンティングの想像により姿を変える

黒い女の子がバンティングに食べられた理由を考察

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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