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スパイ教室・クラウスの強さは?過去やギードとの関係についても解説

スパイ教室

『スパイ教室』は竹町先生によるライトノベルで、第32回ファンタジア大賞の大賞受賞作です。

各国がスパイによる影の戦争を繰り広げる世界で、凄腕スパイ・クラウスは不可能任務を専門とするスパイチーム「灯(ともしび)」を創設します。

今回は、そんなクラウスの強さ、過去やギードとの関係について解説します。

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スパイ教室・クラウスの強さは?


クラウスの強さの解説を始める前に、簡単なプロフィールをご紹介します。

クラウスのプロフィール

クラウスの基本情報【プロフィール】

コードネーム 燎火(かがりび)
年齢 20歳
誕生日 7月11日
所属 灯(ともしび)ボス、教官
特徴 長髪、色白、細い長身
性格 超マイペース
口癖 極上だ

基本、クラウスという名を呼び名として用いていますが「塵の王」「冷徹」「鉄梃(かなてこ)」、アックス、ロンなど複数の名前を持っています。

容姿が整っていて美しく実年齢よりも大人びて見られる事が多く、何事もなんとなく感覚でこなすタイプなため、指導するのが苦手で授業が出来ない教師です。

ですが「灯」のメンバーからの信頼は厚く、特にグレーテはクラウスを慕っていて、クラウスが遅い時間の帰りでもお茶の用意を怠りません。

そして、絶対に仲間を見捨てないクラウスは、決して自分の正義を曲げません。

強さ:世界最強

「焔(ほむら)」がギードの裏切りにより壊滅させられた日、クラウスは別任務についていました。

その別任務もクラウスを殺すための罠で誰もが成功すると思っていた計画でしたが、ガルガド帝国のスパイを返り討ちにし生き延びたのです。

ガルガド帝国側はクラウスの存在が驚異でしかありません。

そして、不可能任務で裏切り者がギードだと知ったクラウスは、ギードと戦うことになりましたが、ギードは四肢を広げ空中に舞いクラウスの勝利で幕を閉じました。

訓練で何百回と闘い一度も勝ったことがなかった戦闘力最強のギードを倒したのです。

クラウスは世界最強のスパイです。

強さとは少し異なりますが、「灯」のメンバーの前で6個の南京錠を1秒で解錠した時、養成学校の教官のレベルを超然と上回る神業にリリィは呆然としていましたが、クラウスは自分より優秀なスパイは存在しないと言っていました。

強さも技術も優秀な最強のスパイです。

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クラウスの過去とギードとの関係


ギードは「焔」のメンバーでコードネームは炬光(きょこう)。

「焔」の壊滅時は死亡したと思われていましたが、実際には「焔」を裏切りガルガド帝国に寝返っていました。

ガルガド帝国でのコードネームは蒼蝿(あおばえ)。

それでは、クラウスの過去やギードとの関係について解説していきます。

過去:孤児から「焔」のメンバーに

クラウスは孤児でした。

物心がつく頃、貧困街と呼ばれる街で生活していていたクラウスですが、孤児グループからも冷たくされ孤独でした。

そんな時、ギードと出会い「焔」に誘われメンバーに

ギードとの関係:師匠であり家族

クラウスにとってギードはスパイの師匠

「クラウス」という名前を付けてくれ、ありとあらゆる技術を叩き込んでくれたギード。

温かいベッドに食事、お風呂もあり、なにより仲間がいる生活を与えてくれた。

ギードがかけてくれた言葉はクラウスの心の中にずっとありギードは恩人です。

ギードが言ってくれた、変人だけど愉快なメンバーばかりの「焔」は、いつの日か家族と思える日がくるという言葉通り、ギードのことを、父親であり親友であり家族だったとクラウスは思っていました。

不可能任務の際、ギードがクラウスに敗北した後、白蜘蛛の銃撃からクラウスをかばってギードは死亡しました。

不可能任務から持ち帰った小さな箱:ギードの体の一部

不可能任務終了後、少女たちを見送った後、ディン共和国の内閣府・対外情報室の室長に報告に行ったクラウス。

室長に「ギードの遺体は?」と質問されたクラウスは小さな白い箱を机の上に置き「残念だが、これだけしか帝国から持ち帰れなかった。」と。

原作小説2巻のプロローグで、スパイチーム「焔」のかつてのメンバーが眠る共同墓地にクラウスの姿がありました。

棺を壊さないように穴を掘ったクラウスは懐から小さな白い箱を取り出し、

 

「師匠…指だけでもここに埋めさせてもらうよ」

引用元:原作小説『スパイ教室02』

穴の底に置きました。

祈りを済ませ、土を被せ穴をふさいだクラウス。

そこには8人の少女たちの姿もあり、ワインボトルの栓を開け墓石にかけ祈りを…

ギードの体の一部だけしか持ち帰れなかったクラウスですが、家族同然だった仲間たちと一緒に眠ることができたギード、良かったです。

まとめ

今回は、クラウスの強さ、過去やギードとの関係について解説しました。

ギードと何百回も闘い一度も勝利したことのなかったクラウスは、ギードに勝利し世界最強のスパイです。

また、クラウスの過去は孤児でしたが、ギードと出会い「焔」に誘われスパイになりました。

クラウスにとって恩人のギードは師匠であり家族でした。

ギードはクラウスをかばって亡くなってしまいましたが、一生忘れることの出来ない存在でしょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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