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葬送のフリーレン・ヒンメルに剣が抜けない理由は?本物の勇者の存在も

葬送のフリーレン

『葬送のフリーレン』に登場するヒンメルは、強いだけでなく性格とルックスも兼ね備えた勇者ですが、剣の里にある勇者の剣を抜くことが出来ませんでした。

誰もがヒンメルが勇者の剣を抜き手にしているものとばかり思っていました。

今回は、そんなヒンメルの剣について、抜けない理由や本物の勇者の存在について考えていきます。

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葬送のフリーレン・ヒンメルに剣が抜けない理由は?


ヒンメルに剣が抜けなかった理由の前に、まずは剣の里の説明から始めます。

剣の里:勇者の剣を守っている里

剣の里とは勇者の剣を守っている里です。

里の近くの聖域に女神様から賜ったとされる勇者の剣が刺さっていました。

その聖域には強力な結界が張られているため入れませんが、魔物たちは勇者の剣への恐怖からか、破壊するため度々騒動を起こしていたのです。

フリーレンは半世紀ごとに剣の里の魔物退治

先々代の里長とフリーレンは半世紀ごとに剣の里の魔物退治をするという約束を交わしていました。

葬送のフリーレン3巻25話で剣の里を訪れるフリーレンの姿がありましたが、約束の半世紀からかなり過ぎた80年後。

現在の温厚そうな里長も少々ご立腹の様子でしたね。

その後、無事に魔物を退治したフリーレンは、半世紀後の約束をして村を去りました。

ヒンメルは勇者の剣を手に入れ魔王討伐を決意していた

ヒンメルが持っていた剣は、子供の頃、村に来た商人を魔物から守ったお礼に貰ったもの。

孤児院が同じだったハイターに、偽物の剣しか持っていないヒンメルは偽物の勇者にしかなれないと言われ、いつの日か勇者の剣を手に入れ魔王討伐を決意していたのです。

ヒンメルに剣が抜けない理由:詳細不明

ヒンメルに剣が抜けなかった理由は詳細不明です。

その当時の里長も残念そうにしていましたが、今なお抜かれずそのまま残る勇者の剣は、歴史上の英雄たちが抜こうとしても微動だにしなかったそうです。

剣がなくても世界を救ったヒンメルは本物の勇者

勇者の剣が抜けなかった時、偽物の勇者でも世界の平和を取り戻すと宣言したヒンメルは、後に本当に魔王討伐に成功。

フリーレン・アイゼン・ハイターという仲間の存在も大きく関係していると思いますが、剣がなくても世界を救ったヒンメルは本物の勇者だとフリーレンは言いました。

抜けない事実を隠した理由:ヒンメルを英雄にしたがった人々の仕業

ヒンメルが剣を抜けなかった事実を隠した理由は、ヒンメルを英雄にしたがった人々の仕業です。

何も知らないシュタルクもまた、ヒンメルが勇者の剣を抜いたと信じていました。

真実を知っているハイターと幼い頃を共に過ごしたフェルンは、ハイターから何も聞いていなかっため知リませんでした。

魔王討伐に成功した勇者ヒンメルに、勇者の剣を抜けなかったなどという格好悪いエピソードは不要だったのです。

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本物の勇者の存在について


葬送のフリーレン11巻までに本物の勇者は現れていませんが、今後、勇者の剣を抜く本物の勇者が現れるのか、とても気になるところです。

ここからは、勇者の剣を抜く本物の勇者の存在について考えていきます。

魔王の復活はあるのか考察


SNSでも魔王の復活を考えている方もあるようですが、私も魔王の復活はあるかもしれないと少し考えています。

1,000年以上も魔族を支配してきた強力な魔王についての詳細が明らかになっていませんし、確かにヒンメルは本物の勇者だと思いますが、魔王討伐に使われた剣が偽物だったのが気になります。

剣の里に刺さったままの勇者の剣が、あのままで終わるのかと考えると疑問ですし、剣を抜く本物の勇者は存在するのではないでしょうか。

 

勇者の剣を引き抜けるのは、この世界を滅ぼす大いなる災を撃ち払う勇者のみ。

引用元:『葬送のフリーレン』3巻25話

剣の里の長の言葉ですが、剣を抜いた勇者は世界を滅ぼす大いなる災いを打ち払うという事なので、剣を抜く勇者が現れたなら、復活した魔王を討伐するという可能性もあるかもしれないと個人的には考えています。

また、今のところヒンメル一行の魔王討伐の描写がないので見てみたいです。

勇者の剣を抜ける人物を考察

 

エルフを皆殺しにしろ。それが魔王様の命令だ。

引用元:『葬送のフリーレン』3巻21話

これは魔族の言葉ですが、人間との共存を望んでいた魔王がエルフを皆殺しにしろという事は、エルフに対してなんらかの恐怖を感じていた事が分かります。

その恐怖とは、エルフの中から本物の勇者が現れるという事(個人的な意見です)。

葬送のフリーレン11巻までで登場したエルフは、フリーレン・ゼーリエ・クラフト・ミリアルデです。

 

戦いを追い求めるあなたには魔王は殺せない。私達じゃ無理なんだよ。だってさ師匠、平和な時代に生きる自分の姿が想像できねぇだろう?

フリーレンは平和な時代の魔法使いだ。

引用元:『葬送のフリーレン』5巻43話

フリーレンの師匠フランメの言葉ですが、この事からゼーリエは違うと思います。

あとの、クラフトとミリアルデも違うと思うので、もしエルフの中に勇者が存在するなら、フリーレンの可能性が高いのではないかと考えました。

 

お前の長い寿命ならいつか魔王を倒せるほどの高みにたどり着ける。
(中略)
お前が歴史に名を残すのは、魔王をぶっ殺すときだ。

引用元:『葬送のフリーレン』3巻22話

こちらもフランメの言葉ですが、確かにヒンメル一行の仲間として魔王を討伐しましたが、フランメのこの言葉には、フリーレンが直接魔王を倒すという意味が、なにか込められているように感じました。

まとめ

今回は、『葬送のフリーレン』のヒンメルの剣について、抜けない理由や本物の勇者の存在について考えました。

・ヒンメルに剣が抜けない理由は詳細不明
・本物の勇者の存在について考察

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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