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スパイ教室・灯の不可能任務とは？少女たちが選ばれた理由についても

スパイ教室
2023.01.14

『スパイ教室』は竹町先生によるライトノベルで、第３２回ファンタジア大賞の大賞受賞作です。

各国がスパイによる影の戦争を繰り広げる世界で、凄腕スパイ・クラウスは不可能任務を専門とするスパイチーム「灯(ともしび)」を創設します。

選出されたメンバーは実戦経験のない７人の少女たち。

今回は、チーム「灯」に与えられた任務・不可能任務について、また少女たちが選ばれた理由についてまとめました。

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スパイ教室・灯の不可能任務とは？


不可能任務の達成を目的に作られた臨時のチーム「灯」。

それでは「灯」に与えられた不可能任務について解説を始めます。

不可能任務と言われる理由

不可能任務と言われる理由は、この任務に関わったチームが失敗していたからです。

一度失敗した任務は基本的に難易度が上がり、死亡率は九割以上、成功率は一割未満と言われています。

この時、全員死亡で情報は何一つ持ち帰れませんでした。

失敗したのは、ディン共和国の最強スパイチーム「焔（ほむら）」。

「焔」のメンバーだったクラウスは、別任務で離れていたため生き残りました。

不可能任務：同胞が失敗した任務の通称。

不可能任務の詳細：生物兵器「奈落（ならく）人形」の奪還

不可能任務とはガルガド帝国のスパイに奪われた生物兵器「奈落人形」の奪還。

生物兵器は国際条約で使用禁止されていますが、開発は禁止されていないため軍が勝手に研究を進めていました。

生物兵器「奈落人形」の成分を調べ上げるまで一年くらいかかると科学者は言っていますが、一刻も早く回収し破壊しなければなりません。

このウィルスの潜伏期間は一週間と長く、その間飛沫感染し、発症後は十二時間で死に至る殺人ウィルス。

スパイが破壊工作に利用した場合、何百万人という死者が出て世界は終わってしまいます。

ガルガド帝国は、先の大戦でも民間人を大量に虐殺した国家です。

もし弾みで殺人ウィルスを使われてしまったら、ディン共和国もこの兵器を使うかもしれません。

そうなってしまった時の被害は計り知れません。

不可能任務は、国家の存亡に関わる重要な任務です。

不可能任務の結果：生物兵器「奈落人形」奪還成功

クラウスの作戦により生物兵器「奈落人形」の奪還に成功し、研究資料は全て壊し尽くしました。

誰一人死亡者を出さず無事帰国し、不可能任務は完了。

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少女たちが選ばれた理由


ここからは不可能任務を遂行するべく選ばれた少女たちについてのまとめです。

養成学校の落ちこぼれは把握されていない

優秀なスパイたちが集められたチーム「焔」が壊滅したのは内部の裏切りだと考えていたクラウス。

「灯」のメンバーが共同生活をしている陽炎（かげろう）パレスには盗聴器も仕掛けられていましたし、裏切者の盗聴を前提に行動していました。

クラウスが選んだ少女たちは養成学校では落ちこぼれと言われている生徒。

裏切り者は「焔」のかつてのメンバー・ギードでした。

ギードは、共和国のスパイを全て把握しているつもりでしたが、養成学校の落ちこぼれの少女たちの事は知りませんでした。

養成学校の成績優秀者しか知らなかったのです。

「焔」の裏切者がギードだという事をクラウスは知りませんでしたが、「焔」の内部の裏切りを考えていたため、優秀なメンバーの心理を考えた上での選択だったのでしょう。

そして少女たちには、あるルールが課せられていました。

それは、陽炎パレス内では一撃必殺の特技を使わないというルール。

クラウスは、少女たちの特技を信頼していて、養成学校の極秘の天才と言っていました。

よって盗聴されていましたが、ギードは少女たちの特技を知らなかったのです。

世界を変える才能を秘めている

クラウスは自ら養成学校を訪れ少女たちをスカウト。

養成学校では落ちこぼれでも、少女たちは無限の可能性があり、世界を変える才能を秘めていて「灯」では全員極上だとクラウスは言っています。

少女たちの特技まとめ

【少女たちの特技】

名 コードネーム 特技
リリィ 花園（はなぞの） 毒
グレーテ 愛娘（まなむすめ） 変装
ジビア 百鬼（ひゃっき） 窃盗
モニカ 氷刃（ひょうじん） 盗撮（仲間には秘密）
ティア 夢語（ゆめがたり） 交渉
サラ 草原（そうげん） 調教（動物との意思疎通が可能）
アネット 忘我（ぼうが） 工作
エルナ 愚人（ぐじん） 事故

まとめ

今回は、チーム「灯」に与えられた任務・不可能任務について、また少女たちが選ばれた理由についてまとめました。

「灯」は不可能任務を達成するために作られたチームで、任務の詳細はガルガド帝国に奪われた生物兵器「奈落人形」の奪還。

その任務を遂行するべく選ばれた少女たちは、スパイ養成学校では落ちこぼれのため「焔」の裏切者から知られていない存在でした。

クラウスが選んだ少女たちは、それぞれ特技を持っていて無限の可能性があり世界を変える才能を秘めています。

少女たちのこれからの活躍が楽しみです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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