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トラペジウムの東ゆうはクズ?身勝手な行動やアイドルを諦めなかった理由も

トラペジウム

現役トップアイドルだった乃木坂46第一期メンバー・高山一実さんが、アイドルを目指す高校生の物語を描いた『トラペジウム』は、2018年11月に単行本化されました。

主人公・東ゆうがアイドルになるための計画を立て、メンバーを探す所からストーリーは始まります。

今回は、そんな東ゆうがクズなのか、身勝手だと思われる行動や、最後までアイドルを諦めなかった理由についてまとめました。

原作との違いにも少し触れていますのでお楽しみに。

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トラペジウムの東ゆうはクズ?


だれよりもアイドルになりたいという気持ちが強い東ゆうは、作中、ちょっと行き過ぎた身勝手な行動なのでは?!と思われる場面や、心の中の声がありました。

そういう所がクズと思われてしまうのでしょうか・・・

気になるシーン紹介したいと思います。

アイドルになった時の好感度を考えてボランティア活動をする

亀井美嘉に誘われたのは、事情があって学校に通えない子供たちに勉強を教えるというボランティア活動。

今まで考えたことがなかったボランティア活動ですが「やってみる」と即答した東。

東のアイドル計画を知っている工藤真司には、自身の腹黒い部分や計算高い部分を見られても大丈夫だと確信しており、ボランティア活動をやっているという証拠が必要な為、写真を撮ってもらう事を依頼します。

アイドルの過去はすぐに暴かれると思っている東は、男子と撮った写真が世に出るのと、ボランティア活動に身を捧げる写真が出るのとでは、断然、ボランティア活動の方が好感度が上がると考えての行動でした。

ボランティア登山での自分勝手な考え

東は東西南北のアイドル計画の為、ボランティア登山への参加を勝手に決めました。

もともと美嘉から誘われたボランティア活動、美嘉の参加は決まっていた事でしょうが、華鳥蘭子と大河くるみにとっては、ちょっと強引だったかも・・・

登山当日、東と美嘉、蘭子とくるみという班分けに、四人が同じグループでない事に不満を抱いた東は、運営側の代表に一緒にして欲しい旨伝えますが、変えられないと言われると強気で理由を尋ねていました。

今回の登山は、車椅子の子供一人を五人でサポートしながら登る為、そのうちの四人が若い女の子では無理があり、サポートされる側も、サポートする側も不安だろうし、何かあったら大変だという代表。

説明を聞いた後も東は、バラバラでは意味がないと不機嫌な様子でした。

同じグループになった美嘉は、東に謝りましたが、そっけない態度を取り続けた東

場の空気が読めない東の態度は身勝手といえるでしょうし、美嘉は悲しかったでしょう。

テレビに出るためだけに翁琉城でボランティアガイド

外国人の観光客が急増している翁琉城には必ずテレビの取材が来ると見越し、三人を誘いガイドのボランティアをする事を計画した東

東の予想は的中しテレビの取材を受ける事になりましたが、くるみだけ不参加でした。

その上、映ったのはちらっとだけという結果にショックを受け、ボランティアガイドの代表・伊丹さんからの電話を何度もスルー

とりあえず電話に出た時には勉強が忙しいと不機嫌そうに答え、会っていただきたい方がいると言われても都合が合えばとだけ伝え、その相手がこの間のテレビの関係者・古賀だと分かると反応した東

東西南北でのテレビ出演のオファーの話でした。

ここでも身勝手な東が出現です。

原作『トラペジウム』の作中では、会ったいただきたい方がいるから、近々また顔を見せにきてくれないかという問いかけに、なんの見返りも求めずに人に尽くせるほど、お人好しではない、と東の心の声。

そして、伊丹さんが会っていただきたい人物を伝えなかったのもあってか「都合が合えば行きます。また暇な日に連絡します。」と答え、携帯の電話帳から伊丹さんのデータを消しました。

その後しばらくして、東の高校に何の連絡もなく突然、古賀が現れ、東西南北にテレビ出演のオファーをするという展開でした。

東西南北の他のメンバーに相談もなく芸能事務所探し

東西南北のテレビ出演がレギュラー化し、古賀に芸能事務所に入らなくてもいいのかと質問した東。

古賀は、ツテで紹介できそうな所がいくつかあると即答していましたが、他のメンバーに相談もなく芸能事務所を探し始めた東の行動は問題です。

相談して欲しかったメンバーもいたかもしれません。

原作『トラペジウム』では、東の事務所に入らなくてもいいのかという問に古賀は「今のところは必要ないで。安心してや。」と返していましたが、東が入りたい気持ちを伝えると、色々聞いてみると古賀が言ってくれ、翌日、事務所を紹介してくれました。

クイズ番組出演での大河くるみへの生返事

クイズ番組出演の際、得意なロボットの問題に緊張からか答えられなかったくるみを歯がゆく思う東

その後「東ちゃんもロボット好きだったよね?」とくるみに言われた東は、とっさに答えられず「タミヤ、今度行きたいなー」と続けて話すくるみに対して生返事しかできず、くるみの心には不審感が残りました

ロボットが好きだと言ってくるみに近づき、タミヤで買ったロボットが上手く作れないとも話していた東ですし、不審に思われても仕方がありませんね。

原作『トラペジウム』では、クイズ番組でのくだりはありませんでした。

亀井美嘉のスキャンダル発覚の際の心無い言葉

亀井美嘉には現在進行系の彼氏がいて、お相手は、ボランティア活動をしていた団体の先輩で流出元は彼のSNS。

ペアリングの写真に3周年記念と添え投稿されていました。

東西南北は四人が揃っていなければ意味がないという理由から、彼と分かれる事を条件に処分なしでした。

この時、東は美嘉に「聞いていない」「彼氏がいるんだったら、友だちにならなきゃよかった!」と

東の心無い言葉に美嘉は泣いて謝る事しか出来なかったのですが、酷い事を言ってしまった事もわかっていた東自身もどうしていいか分からなかったのでしょう。

原作『トラペジウム』では、美嘉のスキャンダルは発覚しましたが、美嘉に対する東の発言はありませんでした。
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東ゆうがアイドルを諦めなかった理由


自分の事しか考えていなかった事、夢のために平気で人を傷つけてしまった事、みんなとなら何でもできると勘違いしていた事など、東西南北のメンバーに謝罪した東ゆう。

三人はアイドル以外の道を進む事になりましたが、ゆうはアイドルになる事を諦めずオーディションを受け、見事アイドルになり、自分の夢を叶えました。

ここからは、東ゆうがアイドルを諦めなかった理由についてまとめています。

キラキラ輝く星のように光ってみたかった

初めてアイドルを見た時、人って光るんだと思った東。

父親の仕事の関係でカナダにいた時、親戚が送ってくれた日本のテレビ番組の録画テープの中にアイドルはいました。

それ以来ずっと東は、アイドルになってキラキラ輝く星のように光ってみたいと思い続けていたのです。

アイドルになりたいという思いは、誰よりも強く、簡単には諦められなかったのでしょう。

ただひたすらアイドルになりたかった

東は一人でいくつかオーディションを受けていましたが全部落選という過去がありました。

その為、グループでならと考え東西南北のアイドル計画を立てたのです。

アイドルになりたくない女の子なんていないと思っていましたし、みんな言わないだけで心のどこかでアイドルを夢見ているはずだとも本気で思っていた東。

原作『トラペジウム』の中で東は、一度伸ばした手を引き戻すには、何かを掴むしか方法はなく、掴めないなら切断しかないと考え、東西南北のアイドル計画が途中で終わった段階では、伸ばした手にはまだかすり傷しか付いていないと。

そして、諦めたくても諦められないと語っていました。

東は、ただひたすらアイドルになりたかっただけなのです

まとめ

今回は『トラペジウム』の東ゆうがクズなのか、身勝手だと思われる行動や、最後までアイドルを諦めなかった理由についてまとめました。

トラペジウムの東ゆうがクズなのか考えると、身勝手な行動や発言が多々あり人として良くないです。

ですが、東のアイドルになりたいという強い思いと必死さは伝わってきました。

みんなに謝罪もし、最後には諦めずアイドルになり夢を叶えた東。

『トラペジウム』の作者が現役トップアイドルの高山一実さんだったから、東の気持ちをここまで表現できたのではないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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