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青のミブロの田中太郎の正体は?生い立ちや芹沢鴨との関係についても

青のミブロ

幕末の京都を舞台に描かれた『青のミブロ』に登場する田中太郎は、初登場時から何やら謎めいた印象です。

まだ13歳ですが、歩んできた人生は過酷そのもの。

今回は、そんな太郎の正体について、また、生い立ちや芹沢鴨との関係について解説したいと思います。

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青のミブロの田中太郎の正体は?


それでは田中太郎の正体について始めます。

田中太郎の正体は名無しで物乞いをしていた

田中太郎の正体は名無しで物乞いをしていました

物乞いをしている子どもに芹沢鴨が声をかけ、何もなかった太郎に名でもやろうと田中太郎と名付けてくれたのでした。

芹沢鴨の死後は芹沢太郎と名乗ると宣言

芹沢鴨の死後、太郎はにおとはじめの前で「今日から僕の名は芹沢太郎だ」と宣言

自分だけは最後まで芹沢先生にお仕えすると言った太郎にとって、芹沢鴨は自分を人間にしてくれた命の恩人であり、父のような存在だったのかもしれません。

二人の絆の深さは、太郎が芹沢姓を名乗ると決意をしたことからも伝わってきます。

太郎という芹沢鴨から貰った名前を大切にしながら、恩人の姓を名乗り、芹沢鴨の魂がいつか自分に宿ると信じ生きていくと決意しました。

三匹の狼の一人

太郎は三匹の狼と呼ばれる中の一人

壬生浪士組に身を寄せている京都出身の三人の少年たちが三匹の狼と呼ばれていますが、最初の狼が太郎です。

いつもおどおどしていて自信がなく人の顔色ばかり窺っていた印象の太郎ですが、永倉新八から剣を教わり成長していく姿は頼もしく、壬生浪士組の一員として京の街を守っていくでしょう。

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田中太郎の生い立ちと芹沢鴨との関係


ここからは、田中太郎の生い立ちや芹沢鴨との関係について解説します。

太郎は3歳の頃から奉公先を渡り歩いていた

生まれた時から必要とされず3歳の頃から奉公先を渡り歩いていた太郎

奉公先では満足に食事も与えられず、人として扱われず暴力を振るわれることもあり、終いには追い出されることに。

最終的には京の街で物乞いをしながら生きることになりました。

寒い冬も暑い夏も一人で生き抜かなければならなかった太郎の幼少期は、想像を絶するほど過酷なものだったでしょう。

太郎は芹沢鴨に拾われ壬生浪士組に身を寄せることになる

ある日、物乞いをしていた太郎は芹沢鴨と出会います。

天下の英傑を目指す芹沢鴨でしたが、巣に戻れない小鳥が気になるような、そんな弱いもの放っておけない気持ちからなのでしょうか、太郎に声を掛けずにいられなかったようです。

その時名を貰った太郎は壬生浪士組に身を寄せることになったのです

壬生浪士組での最初の頃は生気のない顔をしていた太郎でしたが、芹沢鴨の後をついて回るうちに、よく気が付きよく働くようになり、壬生浪士組ににおが来てからは更に生き生きしていきました。

太郎の尊厳を守るため芹沢鴨は力士を斬り殺す

壬生浪士組が大阪を訪れた時、事件は起きました。

刀を持っていなかった太郎に、ナメられないよう下を向かず戦うためにと、芹沢鴨は刀を与えたのです。

その直後、太郎とすれ違った力士がドブの臭いがするクサイと太郎のことを馬鹿にしました。

自分は鼻が利くと言った力士は、太郎は物乞いなのになぜ刀を差し侍の真似事をしているのかと問いかけ、挙句の果てには、人ではなくゴミだと言い、生きている価値などないと。

この後、太郎の尊厳を守るため芹沢鴨は力士を斬り殺しました

太郎に自身の子供を重ねていた芹沢鴨

殺される直前に芹沢鴨は過去の出来事を思い出していました。

「子どもができた」と女性に言われた時の話です。

その時の芹沢鴨は、同じ場所にとどまり所帯を持つことなど考えられず、生みたければ勝手に生んで育てろと立ち去りました。

もし、その時の子どもが生まれていれば、におやはじめ、太郎と同じくらいの年齢だと思い、一番デキの悪い太郎の顔を思い出していました。

我が子を育てられなかった負い目から、気まぐれで壬生浪士組に連れてきた太郎に厳しく接していましたが、罪滅ぼしのつもりなら、一度くらい抱きしめてやればよかったと涙を流した芹沢鴨。

太郎に自身の子供を重ねていたのでしょう。

まとめ

今回は、田中太郎の正体について、また、生い立ちや芹沢鴨との関係について解説しました。

田中太郎の正体
・名無しで物乞いをしていた
・芹沢鴨の死後は芹沢太郎と名乗ると宣言
・三匹の狼の一人

田中太郎の生い立ちと芹沢鴨との関係
・太郎は3歳の頃から奉公先を渡り歩いていた
・太郎は芹沢鴨に拾われ壬生浪士組に身を寄せることになる
・太郎の尊厳を守るため芹沢鴨は力士を斬り殺す
・太郎に自身の子供を重ねていた芹沢鴨

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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