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野生の島のロズ・ロズのその後!キラリとの再会や無人島に帰った経緯も

野生の島のロズ

劇場版アニメ『野生の島のロズ』の最後は、ユニバーサル・ダイナミクス社の温室で働くロズの元へキラリが訪れ、思いがけない再会に二人が心から喜び合っているシーンで終わりました。

原作『野生のロボット』の最後は、どんなことがあってもふるさとである無人島に帰ってくるとキラリに伝え、必要な修理をしてもらうため飛行船に乗り込んだロズ。

迎えに来たレコ軍団は、ロズや動物たちで撃退したため飛行船にはロズだけでした。

そして、自動的に飛行船が飛び立ち物語はそこで終わりました。

そこで本記事では、続編『帰れ野生のロボット』で描かれているロズのその後について、また、キラリとの再会や無人島に帰った経緯についても深堀りします。

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野生の島のロズ・ロズのその後!


それでは、続編『帰れ野生のロボット』で描かれているロズのその後についての解説を始めます。

ロズは製造元の工場で修理してもらう

飛行船で無人島を出たロズは、製造元の工場で修理されることに

修理できないロボットは別の場所へ送られ、コンピュータ頭脳が動くロボットはテストを受けます。

テスト内容は、緊急事態が起きた時の対応方法や物の名前を言ったり、音の聞き分け、ニオイの嗅ぎ分けなど、全ての質問に正解したロボットだけが修理の対象です。

ロズの場合、無人島での出来事やレコ軍団を破壊した事など、都合の悪いことは一切話さず合格に至りました。

合格後は、ロズの電源は切られ、それ以降の記憶はありません。

ロズはシャリーフ経営の丘の上農場に配達され働くことに

修理完了後、荷箱に入れられたロズは、配達用の無人トラックでシャリーフ経営の丘の上農場に配達されました

シャリーフが電源を入れ目を覚ましたロズ。

この日から、ロズの所有者はシャリーフとなり丘の上農場で働くことになったのです。

丘の上農場での仕事は、農業機械の整備や牛のお世話、獣医になったり、清掃に野菜の栽培など、ロズはどんな仕事も素早くこなし、忙しい日々を送っていました。

ロズは常に監視され農場から出られない

ある日、シャリーフ所有のドローンが隣の豆畑に墜落したため、急いで現場に駆けつけたロズ。

ロズが農場の外に出たことを知ったシャリーフは、急いでロズの元へ行き、敷地から外へ出る時は許可を取るようにと注意されました。

ロズには発信機が付けられており、そこから電気信号が出ているのです。

そのため、常に監視されているロズは、農場から出られません

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ロズとキラリの再会と無人島に帰った経緯


農場で働きながら、キラリや無人島に思いを馳せ、いつか隙を見て逃げ出そうと考えていたロズ。

ここからは、ロズとキラリの再会と無人島に帰った経緯について解説します。

丘の上農場にキラリがやってくる

春が終わりかけた頃、ガンの群れが丘の上農場にやってきました。

その群れはキラリの群れではありませんでしたが、ロズと話したツバサというガンがキラリに出会ったら丘の上農場の方へ飛ぶように伝えると約束してくれたのです。

そして秋「ロズというロボットを探している」と丘の上農場に現れたキラリ。

再会を果たしたロズとキラリは、抱き合って喜び、事情を知っていた牛たちも興奮しとても喜んでくれました。

キラリがロズの居場所を知ったのは、最初に降り立ったガンの群れが他のガンの群れに会う度にロズの話をしていたようで、有名になったロズの話は、やがてキラリにも伝わったそうです。

ジャヤとジャドが協力者になってくれる

ロズとキラリの再会の様子を見ていたジャヤとジャド、シャリーフの子どもたちです。

ジャヤとジャドと仲良くなっていたロズは、二人にお話をして欲しいとせがまれ、無人島のロボットのお話を語り聞かせたことがありました。

勘の良い二人は不思議な物語だったけれども本当の話だったと理解し、シャリーフには言わず協力者になることを約束してくれたのです。

春にキラリが戻ってくるまでに、電気信号を出している発信機を外すためロズの設計図を探してくれたジャヤとジャド。

ある日の夜中、ジャヤとジャドは、明け方までかかって発信機を外してくれました。

迎えに来たキラリとロズは農場を脱出

キラリが丘の上農場に戻ってきたその日の夜、ロズは農場を抜け出すことになりました。

親切にしてくれた牛たちとの別れ、そして、ジャヤとジャドとの別れ、なかなか農場を出発できなかったロズでしたが、ジャヤとジャドに背中を押され農場を後にしました。

日が昇りロズとキラリは移動を続けていましたが、丘の上農場に向かっているレコ軍団が乗った飛行船を目撃。

それでも立ち止まらず先へと進んだロズとキラリの前には、予期せぬ出来事が次から次へと起こります。

そんなピンチを協力しあいロズとキラリは切り抜けていきました。

レコ軍団がロズの回収にやってくる

レコ軍団は突然やってきました。

一度はレコ軍団の追跡を振り切ったロズでしたが、恐ろしいレコ軍団が諦めるはずがありません。

ビルの屋上を飛び移り必死で逃げていたロズですが、飛行船から降りてきたレコにライフルを向けられ、熱い光がロズの足に当たり、バランスを崩したロズは屋上から落下してしまいました。

ロズはモロボ博士と出会い新しいロボットに生まれ変わる

自分が目を覚ますと思っていなかったロズですが目を覚ましました。

目覚めてしばらくしてロズの前に現れたのは、かつてロズの設計を手掛けたモロボ博士でした。

レコ軍団を相手にあれだけ逃げ回ったロズを普通のロボットではないと気づいていたモロボ博士。

お互いに聞きたいことを何時間もかけて話し合いましたが、ロズが街の中を逃げ回る姿を見ていた世間の人々が、ロズを危険だと思っている以上、世間を安心させるために破壊しなければならないとモロボ博士は考えていました。

そして、モロボ博士が出した答えは、新しいロボットにロズの心をそのまま移し、新しいロボットとして誕生させるという素晴らしい考えでした。

新しいロボットにはスイッチも型番号もなく、ロズのことを縛るものはもう何もありません。

ロズは本当の自由を手に入れたのです。

このことは、モロボ博士以外だれも知りませんし、ロズは心からモロボ博士に感謝しました。

モロボ博士がロズとキラリを無人島まで送る

ビルの屋上から落下し舗道に激突したロズがバラバラになるところを見ていたキラリですが、ロズが戻って来ると信じてロボット工場の屋上で待っていました。

時間が経過し最後の望みも消えそうになっていたその時、天窓の一つが開き室内に入ることができたキラリが目にしたのは初めて見るロボットでした。

形が変わってしまったロズを最初は受け入れられなかったキラリでしたが、ロズの心が変わっていないことを知り、心から喜びました。

そんなロズとキラリを見ていたモロボ博士も涙し、素敵な関係に心打たれていたのです。

そして、無人島まで飛行船で連れて行って欲しいというロズの申し出を快く引き受けてくれたモロボ博士は、ロズとキラリを無人島まで送ってくれました。

キラリはジャヤとジャドに約束を果たしに行く

ジャヤとジャドは農場での別れの時、ロズとキラリが無事に無人島に帰ることができたら、渡りの時、キラリが丘の上農場へ行き二人に羽を一枚渡すという約束をしていました。

そして渡りの途中、ジャヤとジャドの元へ飛んでいき羽を一枚渡したキラリ。

ロズとキラリの最後をどうしても知りたかった二人は、キラリが来てくれるのをずっと待っていました。

これでジャヤとジャドも安心できたでしょう。

まとめ

本記事では、続編『帰れ野生のロボット』で描かれているロズのその後について、また、キラリとの再会や無人島に帰った経緯についても深堀りしました。

ロズは、製造元の工場で修理され、丘の上農場で働いていました。

キラリに会いたい、無人島に帰りたいという気持ちが心の中にずっとありましたが、発信機から出る信号で常に監視されていたロズ。

ですが、キラリとの再会を果たし、シャリーフの子どもたちの協力もあり、農場から逃げることに成功したロズとキラリは、いろいろありながらも、モロボ博士のお陰で無人島に帰ることも出来ました。

『帰れ野生のロボット』では、農場でのロズの日々の生活や、いろいろな動物たちとの会話、また、農場を脱出しレコ軍団に回収されるまでに起こったピンチも、本記事で紹介できなかった内容が盛り沢山です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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